282月

家づくりの費用について「坪単価より総予算で!」

家づくりの資金計画

坪単価の他に必要な家づくりの費用

 春近し!

 松島匠建代表 松島克幸です。

2月も終わろうとしていますが、太平洋側の大雪はありませんでしたね。

太田のお住まいも外壁塗り壁仕上げが終わり、完成まであと1ケ月弱になりました。

さて今回は、家づくりのご予算についてのお話しですが、マイホームを持とうと思えば、まず先立つものはご予算であって、住宅ローンの借り入れも含めてご予算あっての家づくりです。

特に「坪単価いくら」以外に掛かってくる費用をしっかり押さえておきましょう。

 ↑ 左官屋さんによる外壁塗り壁仕上げ。

EPSボードの外張り断熱材が下地となる、塗り壁仕上げです。

 


 

   坪いくらは主に建物本体の単価です!

建築の費用と言えば、坪単価いくらで現してしまう事が多いですが、この坪いくらは建物本体工事に掛かる費用であることが多く、その本体工事においても業者によって、どこまで含まれているかまちまちとなっています。

なので、坪単価いくらだけで、ここは安いとか高いとか一概に判断できません。

坪単価は主として「建物本体工事」と言いましたが、この本体工事の他に掛かる費用としては、付帯工事、設計費用、諸経費などがあります。

付帯工事とは外構工事、冷暖房設備やカーテン・ブラインドなどであって、建物本体と切り離しての付帯工事としています。

また、給湯器や照明器具などは本体工事に含まれたり、付帯工事に含まれたりと、業者によって違いますので「総工事費がいくらか」での見分けが必要となってきます。

 

 本体工事、付帯工事、設計書費用、消費税

当社を例としてお話ししますと、

本体工事は、総2階造りの35坪前後の建物で、断熱性能がUA値0.35前後(5地域であればG1とG2グレードの境目、6地域であればG2グレード)で「60~65万円/坪(2100~2275万円」です。

付帯工事には、外構工事や冷暖房設備費、カーテン等装飾費などがあって、必要に応じての地盤改良費や水道引き込み費用なども含まれています。

設計諸経費には敷地調査から始まり図面作成、省エネ・耐震設計費用、建築確認を始め各種申請費などです。

そして消費税の10%があって、本体工事×1.3~1.4が総工事費となります。

 

 予算外になりがちな費用

付帯工事の中で「必要に応じて地盤改良工事や水道引き込み工事」と申し上げましたが、ここは実際必要となったら結構高額となる場合が多く、予算オーバーとなってしまうような項目です。

まず「地盤改良工事」ですが、工事前に行う地盤調査の結果で、軟弱地盤のために地盤改良(地盤補強)の判定が出ると工事が必要となります。

工事の費用は、地中の硬い支持地盤までの補強が必要となるため、その深さが深い程費用が掛かることtなり、支持地盤が浅ければ30万円程から、深くなれば100万円を超える場合もあります。

 

そして次に「水道引き込み工事」ですが、もともと水道が引き込まれている土地であっても、建て替え時に新規に引き込み直す必要もあったりします。

 この水道引き込み工事は、近くの道路に埋設してある水道本管から敷地内に水道管を引き込む工事であって、舗装道路を掘削し、引き込んだ後に仮舗装し、再度本舗装の工事となりますので、安くても45万円程で、舗装道路を掘削する距離が長ければ簡単に100万円越となってしまいます。

土地の価格が意外と安い場合などは、この水道引き込みが高額となる事もあるようです。

また、生活排水が浄化槽の場合も本下水に比べて予算増となり、加えて浸透升が必要な場合は浄化槽工事以上に浸透升の工事費が掛かり、浸透升で50万円程掛かってしまいます。

 

その他にも、親から農地を譲り受けた場合などは、測量や分筆の費用と農地転用の申請費用などが発生します。

 

 その他の費用や経費

それ以外にも掛かる費用としては、

土地と建物の登記費用、住宅ローン手数料、つなぎ融資の利息費用、地鎮祭や上棟式の費用、引っ越し費用、火災保険などがあります。

また、新築を機に、冷蔵庫や洗濯機、TVなどの家電の入れ換えなど良くありますし、最近では防犯カメラの設置なども多くなっていますね。

 これらも予めご予算に入れての予算計画を!

 

   

太田の家も完成間近です。

完成見学を随時受け付けていますので、

ご希望の方は お問い合わせフォーム よりご連絡下さい。

 

冬も終わりが近づいてきましたが、冬の暖房も少ないエネルギーで部屋間の温度差も少なく快適に過ごせる松島匠建の住まいです。 

家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

 家づくりで後悔しないよう、上辺や見た目の部分だけで判断しないよう、しっかりと勉強してください。住まいは簡単に買い換えることができませんからね。


夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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