176月

パッシブデザインの省エネ住宅に取り組み早十数年!

高断熱の省エネ住宅造りを続け

  2010年頃から省エネ住宅への取り組み!

 省エネ住宅にこだわる訳は!

 松島匠建代表 松島克幸です。

梅雨の季節となりましたが、今年の夏は更に一層と熱くなりそうな気配です。

新型コロナの蔓延に始まり、ロシアのウクライナ侵攻、そして円安・原油高とあらゆる物の物価高騰が収まらず、物価の優等生と言われてきた「卵価格」もついに値上がりの様子です。

私、松島克幸が家づくりの道を歩み始めて、丁度30年の節目を迎えました。

家づくりを始めたそのきっかけは、これまで事あるごとにお話ししてきました「先人の人たちが苦労して育ててきた日本の木が見放されているのを目の当たりにし、その木を家づくりに活かしたい」という想いから、家づくりの道を歩み始めました。

なので、私どもの家づくりのベースとなっているのは、「地産地消の木の家づくり」であり、その想いは30年間ブレずに進んできました。

そんな家づくりを進めての2010年頃に、石油などの化石燃料の資源量には限りがあり、ピークを迎えた後は産油量が減少し原油価格が高騰するという「ピークオイル」が取り上げられ、それ以前からの地球温暖化問題などと、化石燃料に頼らない家づくりの必要性を真剣に考え、省エネ住宅への取り組みを始まました。

そして迎えた2011年にあの東日本大震災が発生し、翌年に屋根と壁共に付加断熱の高性能なパッシブデザイン住宅を多々良に建てたのが、高気密高断熱住宅の始まりでした。

  壁、外張りの断熱材のスタートは、アキレスキューワンボード30mmで、この時既にLow-eトリプルガラスも採用していました。


  

 笠懸の家は気密測定を!

笠懸の家では気密測定を実施しました。

寝室の窓、FIX+タテスベリの連窓のすべり出し窓を利用しての気密測定です。

気密測定の結果はC値=0.4cm2/m2と0.5以下の結果となりました。

  玄関の片引き戸は漏気の基!

上の2枚は両方ともC値=0.4ですが、総相当隙間面積が左は67cm2で、右は55cm2とあります。

気密測定は建物内を減圧にして、隙間から漏れる空気量を測定して建物の隙間を計測します。

建物内を減圧にすると、空気が漏れているところがある程度発見できるもので、玄関の片引き戸(YKKコンコード)からの漏気が分かり、下の画像のように養生テープで上と横の2ヶ所の隙間を目張りしたところ、ここだけで 67ー55=12cm2の隙間がある結果が出ました。

 

  地場産杉の梁材と高性能GWの充填断熱!

地場の木材にこだわり続け、構造材の梁桁は100%群馬県産材、そして高性能グラスウール16Kの充填断熱と、自然素材と高性能の融合で、10年以上この家づくりを進めています。

この最近は高性能住宅ブームとなっていますが、弊社はコスパも考慮しての高性能化を10数年続けていますが、この1年間の資材高騰に300万円/棟以上の家価格上昇と、住宅購入者にとっては厳しい状況となっています。

 

 今後の課題は

こうして自らの感性と良心に向き合っての家づくりを進め、それが軌道に乗るまでは幾多の困難の時があり今日まできましたが、今その良心を痛めている課題は、大量に発生する建築ゴミの事です。

地球上の生物で消化できないゴミを発生させるのは人類だけであって、家庭でも建築現場でも毎日大量のごみが発生しています。

特に石油系のゴミは焼却処分するにも問題があり、まずは断熱材や梱包材の発泡スチロール系端材のリデュース・リユース・リサイクル等の実現を目指すことです。

・製品ができるだけ長く使えるように工夫をする(耐久性、修理性等)。
・製品ができるだけ少ない材料、部品等で構成されるように工夫する(省資源化)。
・原材料を無駄なく効率的に使うように工夫する。

これらは設計・施工段階でやるべき工夫のまずは第一歩です。


 

晴れ間が出ても外は湿度が高くジメジメした季節となり、洗濯干しやカビが気になる季節となってきました。

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 

 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

 家づくりで後悔しないよう、上辺や見た目の部分だけで判断しないよう、しっかりと勉強することが大切ですが、頭でっかちになり過ぎると完璧を求めるあまり満足感が得られなくなり、それも不幸に感じます。

私どもの持ち味は地場の素材を活かしたてつくるエネルギー消費の少ない家であり、住まうご家族に喜んで頂き、幸せな暮らしができるような家づくりを心掛けています。

そんな私どもの持ち味に共感して頂き、住まい手も造り手もワクワクできる家づくりをしてみましょう。

 


夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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