資源の少ない日本でありながら、ゴミの排出は世界有数のゴミ産出国といわれています。
そんな日本でも、一昔前まではゴミが出ても土や灰となり、自然の循環の中で処理されていたものですが、現在のゴミは自然界の中で消化されずに厄介なゴミの山となり、環境の悪化を招いています。
「スクラップ&ビルド」といわれる日本の住宅では、建物そのものが大きな産業廃棄物になるわけですが、建築を行っている現場でも、産廃コンテナ数台分のゴミの山を築いています。
しかし松島匠建では、「建築におけるゴミの排出ゼロ」を目標に、ゴミ処理用のコンテナBoxは置かず、ゴミの発生を極力少なくするように心掛けています。
とはいっても、現状ゴミゼロは不可能な話ですので、やむなく発生したゴミはその都度ゴミ袋に分別して、処分しています。
実際わたしどもの現場のゴミの90%は「木くず」なのです。 そして、その木くずは薪ストーブの燃料として利用していますので、廃棄処分となるゴミは本当に少ない量です。