092月

関東平野部で記録的な大雪!その原因は?

こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。

昨日は関東地方平野部各地において、
何十年ぶりの記録的な大雪を観測しました。

CIMG5026.jpg

いつもの大雪情報では、
「平野部で10cm、(ならば)山沿いでは20cm」と、
山沿いの方が降雪量が多いのですが、
今回は平野部の方が多かったようです。

何故?そうなったのか、
そのヒントは今回の雪での子供たちからのこの苦情!?に
「お父さん!雪ダルマが作れないよ!」にあります。

雪が降る時の外気温は、上空の温度にもよりますが
外気温3℃でも雪になります。
(上空の気温によっては0℃でも雨になりますが)

関東平野部で雪が降る場合、
その多くは外気温0℃~3℃での降雪となります。

その場合、湿った雪となり降りながら融けたり
積もっても積雪量は多くはならない訳です。

この時、標高の高い山沿いでは気温が低いために、
平野部に比べ、降雪量が多くなるのが一般的な事例です。

しかし昨日の雪は、平野部においても外気温が
マイナス1~2℃と、気温の低い状況での雪となりました。

そのため降った雪が融けずにそっくり積雪となり
大雪となったのでした。

こうして降った乾いた雪は、固まり難いので
雪ダルマが作れないわけです。

でもこの雪も、天気になって溶け始めてくれば
雪ダルマもつくれるようになります。

気象庁では
「南岸低気圧が発達しながら通過したため」と
勿論それもありますが、これは良くあることです。

記録的となった原因は加えて気温が低かったからです。

平均気温が低めであった鎌倉時代では
昨日のような大雪は当たり前だったみたいですね。。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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