288月

優先順位!

 余白!

 こんにちは松島克幸です。 

我が家のコロナも一段落となり、日常が戻りつつあります。 久しぶりの高熱で改めて、「男性はタマタマの袋がダラ~となっている時は熱があって調子が良くない状態!」と、いくら大丈夫な振りをしても、タマ袋はウソを言えない!ことを改めて感じたコロナ一過でした。 男のお子さんもオムツをしているうちは、母親がそれを確認できて体調の良し悪しを見分けられますが、成長するにつれてそこの確認ができなくなるので、タマ袋を握る母と子のスキンシップもある程度までは大切なのかと思います(笑)。 

さて、盛り上がった夏の甲子園も「エンジョイベースボール」を掲げる慶應義塾高校の優勝で終わり、高校野球の新しい在り方を示した価値ある大きな優勝となりました。 

慶応高校、そして森林監督の指導方針は、1から10まで全てを指導せず、ちょっと遠回りになっても選手に考えさせて、試行錯誤して最終的に自分で掴んだものが真の力になるという考え方、いわゆる選手が自分で考えるために「余白」を残すことが大切なのです!との指導方針! それは野球に限らず日本人の「人と同じことをしていれば安心である精神からの脱却」とも言える考える道を示してくれました。

話は変わりますが、日本にホームステイ留学している外国人学生は、「日本人は親切でとても良い国!」と口を揃えて日本は良い国ですと言ってるそうですが、反面「日本の嫌いな点は?」という質問にこちらも口を揃えて言うことが、「日本人の親は子ども扱いし過ぎる!」だそうです。 

朝の起床にて「何時に起こして下さい」とも言ってないのに日本人の親は「時間よ!起きなさい!」と声を掛け、出かける前には「天気予報で夕立があると言ってたから傘持って行きなさい!」と、声を掛けてくる、これらの事が大きな子ども扱いとして、外国人留学生の日本の親に対する不満のようです。 

実際に夕立に遭遇し、そこでどう対処するか?次からはどうするか?は、良い経験でもあり、朝の声掛けで「この時期日本は夕立が多いよ!」との言い方であれば、それが一つの「余白」を残した声掛けでもあるかとも思います。

子育てはスキンシップと共に、この「余白」を考慮して育てる環境が重要で、そんな環境で育った子供の多くは、自立した将来が送れる事と思います。


 

  ウッドショックに始まり、ここ2~3年で資材の高騰が続き、家づくりのコスト高となっていることは、家を建てる人はもちろんの事、我々造り手にとっても大きな課題の一つとなっています。 

ご予算が潤沢にあって家づくりに臨む方は少なく、限られた予算にて希望する家づくりを叶えたい方が殆どであるので、内外材料の仕様を始め間取りや大きさ、設備などにしっかり優先順位をつけて、必須な部分と予算があれば叶えたい部分とで家づくりを進める事が大切です。

 

 基本を守った上でのコスパ考慮!

私たち造り手の本音は、何もかも1番良いと思っている素材や機器を活用して家づくりをしたいと思っていますが、それを実行したならば40坪の家で5,000万円以上の建物となり、一般の子育て世代にとっては実現不可能なお住まいとなってしまいます。

なので、わたしどもの基本となる「地場の木材」「珪藻土や無垢の床板など自然素材の内装」「heat20のG1グレード以上の断熱性能」等を実現した上で、コストパフォーマンス考慮の家づくりを実現しています。

例えば無垢の床板においても、無節の床板と節有の床板では家1棟で50万円程の差額となりますが、節があっても無くても性能に大差は無く、見た目の問題であって、節があっても長持ちして身体に良い、厚い無垢の床板を使うことにしています。

断熱材の選択においても、本来ならば石油由来の材料ではなく、自然素材で性能の良い断熱材を活用したいのですが、屋根や壁の充填断熱には性能とコスパで「高性能グラスウール」の選択となる場合が多いです。

 またこれとは逆に、内装壁の「珪藻土塗り」と「ビニールクロス貼り」の差額が30~40万円前後となりますが、珪藻土塗りとビニールクロス貼りの差は、一年を通しての調湿効果、消臭効果、静電気発生の有無、将来的なメンテナンス費用や健康面などを考慮すると、とてもこの30万円の差額では引き換えられないメリットがあり、初期費用以外のトータル的なコスパも考慮しています。

 

 大切な隠れてしまう部分、そして見える部分と

勿論、住まい手のお施主様にとっての本音も、何もかも良いものを備えたいと考えている筈ですが、それはご予算と相談しながら進めなければならない現実があります。

家づくりの優先順位としてよく言われるのが「簡単に交換できない大事(耐久性や断熱性など)なところは優先的に考え、いつでも交換できる(設備など)部分は優先順位を落としなさい!」ということです。
しかしながら、簡単に交換できないところの多くは普段目に見えない部分であり、いつでも交換できる部分は普段目に付く部分でもあるので、なかなか理想通りに進められないところでもあります。

最終的に隠れて目に見えなくなる部分は、最終的は仕様で確認するしかありませんが、悪い業者にとって手抜きのできるところがこの部分であるので、それはそれで業者選びの問題となります。 また断熱材の収め方や気密の取り方などは、同じ材料を使っていても、施工の良し悪しで性能の違いが発生するものなので、我々造り手は気を使う部分でもあります。

目に見える部分の一つとして、私たちがコスパ実践しているところが「オリジナル造作キッチン」です。 システムキッチンも価格はピンキリで、50万円以下で揃うものもあれば、200万円以上の豪華なキッチンもあります。 

一家の主婦が一番いる時間が長い場所がキッチンであり、使い易いキッチンでは料理も楽しく美味しくできるので、オーダーのキッチンカウンターから収納までと、キッチンの計画には一番時間を掛けて、しかもコスパの良いオリジナル造作キッチンをまずはお奨めしています。

タイトルの「優先順位!」についての明確な指標の内容とはいきませんでしたが、わたしどもの家づくりは工事の段階でもお施主様は自由に見学お越しとなり、キッチンや収納などの造作部分は実際の建物を確かめながら相談し、使い易い形へと造り進めて行きます。

また、コストは初期費用だけで考えるのではなく、ランニングコストや将来のメンテナンス費用もトータルしてコストパフォーマンスな家づくりが必要です。

   

 最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。

新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。


今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。

私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。

快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

  


 夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

 

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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