私もついに今年満五十の歳を迎えました。
そんな折、一つ上の友人が昨年末にガン検診で早期の胃ガンが見つかり、手術をしました。
また、今年になって同級生がガンで入院治療などと、成人病が身近に感じるようになってきました。
自身の体調には際立た変化はないのですが、一度ガン検診を受けてみようということで、今週の初めに胃と腸の内視鏡検査を受けてきました。
検査の前日は食事制限で、検査用のレトルト食品が三度の食事です。
朝と昼が、レトルトのお粥とスープが一杯ずつで、夕食はコーンスープのようなものが一杯のみ。
検査当日は、午前中に食事は一切摂らずに、2リットルの下剤を午前9時から2時間かけて飲むのです。
そうしておなかの中を空っぽにして、午後3時から胃と腸の内視鏡検査。
検査前にベットに横たわり「食事を摂っていないので点滴をします」と、看護師が私の腕に点滴をして、いざ内視鏡検査です。
「眠くなる薬を入れますから、だんだん眠くなりますよ」と、看護師さんが点滴チューブから麻酔薬を注入したようだった・・・
「お父さん起きて!」と、娘たちが起こし、目覚めた時には既に検査は終了と、苦することなく腹部内視鏡検査ができました。
検査の結果は、異状なしで一安心でしたが、今回の検査を終えて「食べる事」について考える事があった。
『検査前日と当日午前の食事制限を経験し、初期の空腹状態が一番辛かったということ。
一見空腹状態が増すほど辛くなるように思えるのですが、おなかの減り始めの我慢が大変だったのです。
それは、日ごろ小腹が減ると簡単にに間食したり、食事の時間には満たされるだけの食事にありつける事ができるということなのだ、と思った。
ハングリー精神に欠けるということは、当にこのことで、これからは時に空腹の我慢をすること(ストイック)も精神的に必要であり、食事は腹8分目が健康的に良いのだ!』
と、感じた今週の初めでした。