窓の設計
パッシブデザインの家づくり

窓の設計
パッシブデザインの家づくり

窓はとても大事なところですね。
大きさ、高さ、位置、開(あ)き方で、明るさ、風通し、眺望、デザインを考えて設計していきます。
大きな窓を設けて、明るく開放的な空間にしたい!・・・と思っても、
窓が大きく、窓が多いと冬が寒いのです。
そう、窓はとても大切!でも難しい!しっかりとじっくりと、窓の計画を。
窓はとても大事なところですね。
大きさ、高さ、位置、開(あ)き方で、
明るさ、風通し、眺望、デザインを考えて設計していきます。
大きな窓を設けて、明るく開放的な空間にしたい!・・・と思っても、
窓が大きく、窓が多いと冬が寒いのです。
そう、窓はとても大切!でも難しい!
しっかりとじっくりと、窓の計画を。

光と風をデザインする「窓」の奥義

光と風をデザインする
「窓」の奥義

自然の心地よさが溢れるパッシブデザインの住まいをつくる基本となるのが“陽当たり”と“風通し”です。

それには誰もが「窓を設けること」というのは分かると思いますが、その「窓」も設計での配慮が足りないと、とても不満足な住まいになってしまうものです。
「太陽の光と陽射しがありがたく感じる春・秋、そして冬には、“窓”を設けることにより、太陽の恵みを取り入れ、梅雨時・夏にはその“窓”から心地よい風を取り込む」
しかしその窓から「夏には、太陽からの暑い日射が入り込んで、灼熱の住まい」になってしまうので、その時期には日射をしっかり遮るデザインが必要です。

季節の状況に応じて、自然の力を取り入れたり、遮ったりと、「開ける」と「閉じる」の綿密な計画がされた住まいがパッシブデザインであり、季節ごとに心地良さを取り込む調整力をデザインしてみましょう。

窓の設計に必要な基本的なルール

窓の設計に必要な
基本的なルール

1.南面に窓を設ける
 太陽はいつも南側にあって動いています。だから太陽の光を取り込むために、まず南側に窓を設けるのが基本です。そして南の窓は大きく取りましょう。

2.北面に窓を設ける
北側に部屋をいかに明るくするか、とても重要なことです。北側に窓を設けて散乱光を取り入れ、南北に風を通します。断熱性能の高い家は、北窓大きくとっても寒くないです。

3.西の窓は曲者
夏の南窓は太陽高度が高いので日射取得しませんが、西窓は強い西日が差し込みます。西窓は日射遮蔽対策が必要。開口は最小限に留めましょう。

Low-Eガラス 樹脂サッシ

Low-Eガラス
樹脂サッシ

熱の出入りを軽減するなら開口部である窓(窓フレームとガラス)選びが重要です。

遮熱と断熱の機能を発揮する「Low-E 複層ガラス」なら、効果的に熱をコントロールできます。
室外側のガラスをLow-E金属膜でコーティングすることで、夏は太陽熱の侵入を防ぎ、冬は暖房熱を外に逃がしません。

窓のフレームはこれまでアルミサッシが一般的でありましたが、熱伝導率の高いアルミ製のサッシは結露を発生し易いです。
冬期の外気と室内の内外温度差が10℃で結露してしまうアルミに対し、内外温度差20℃でも結露しない樹脂製サッシは断熱性に優れ、耐久性能もアルミ製に劣りません。

Low-eガラスと樹脂サッシで冷暖房効果がアップして、夏冬の節電にも効果的です。

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