こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
室内の出入り戸には大きく分けると、
「開き戸(ドア)」タイプ、或は「引き戸」タイプに分けられます。
「ドア」は洋風で「引き戸」は和風と、見た目の違いもありますが、
機能的な違いで「引き戸」に拘る方が断然多い弊社のお客様です。
勿論私どもも引き戸、そして吊り戸を薦めています。
ドアは開けた際に吊元を軸に、扉が部屋の内や外に出てしまうので
大きな動作が必要になることと、通路をふさいだり家具が置けなかったり、
又は「バタン!」と大きな音を立てて閉まることもあります。
引き戸は扉を開けた際に、扉本体が壁の内部や側面に収まるように
出来ているため、ドアによる煩わしさを解消してくれます。
また他に私どもの提案として、明かり取りや室内の照明が分かるように、
扉上の欄間をガラスにしています。
引き戸の場合、扉の引き込みスペースの造作が必要なため、
コスト面では高くなります。
また引き戸は気密性に劣るため、玄関にはドアタイプが無難では
ないでしょうか。