061月

2009年幕開け!

 激動の2009年が幕開けとなりました。
どうぞ、本年もよろしくお付き合い願います。

巷では「100年に一度の危機」とか騒がれています。
アメリカ発の今回この世界的な不況、それはアメリカの経済そのものが、物を作り出す「実物経済」から、博打的に金を作り出す「金融経済」が大きくなり、ついに収拾がつかなくなった結果と言われています。

アメリカ経済の体質そのもの、それは「お金がないのに借金やマネーゲームでお金を作り出しては浪費する」そういう中での景気だったわけ。
日本をはじめとする世界各国はその経済構造に乗って成長してきたわけですから、アメリカの金融危機が世界的な経済不況になるのも不思議ではない。

「大局的に考えれば今回のこの危機は、経済をまともな姿に取り戻す大きな機会でもあるわけで、日本の政府は目先の景気回復にとらわれず、ことの本質を見極めなければならない。」
と、ある人はも言う。

政治や経済の難しい話は分からない私ではありますが、ここはまさに同感、金融操作の豊かさはいつか破綻すると感じていました。
今こそ『経済の基本である地域循環を見直す。グローバリズムからローカリズムに。より早くからよりゆっくりに。』と更に言いたい。

日本の良さは「貯蓄が高いこと、物づくりが上手いこと」
「質素倹約」という、もともと日本人が備えていた素晴らしさを見直し、
アメリカナイズに惑わされず、持続が可能である社会に!

そして日本経済の優等生であった「トヨタ自動車」は、各企業のリーダーです。
長年の黒字経営から一転赤字に転落したからといって、真っ先に人員削減に踏み切ったことから他企業も同調し、今回の雇用不安が拡大してしまった。
「世界のトヨタ!」日本のリーダー企業としてここは、わが身を削り、良きお手本を示して貰いたい!


新年早々、ぼやきからスタートしてしまいましたが、
皆さま方にとりまして良き一年となりますことを、心より祈念申し上げます。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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