暖房は床下のコンクリートを温水で蓄熱させ、
ガラリから床下の暖気を室内に取り込む床下蓄熱コンクリート暖房です。
ベタ基礎の上に温水配管を施し、コンクリートを増し打ちして蓄熱体をつくります。
温水配管は、パントリー(食品庫)を除くすべての部屋の床下に施しています。
熱源機はヒートポンプ式電気温水機「エコヌクールピコ」
ヒートポンプ式なのでエネルギー効率の高い省エネ温水器です。
床下のコンクリートに蓄熱された熱は、
床に設置したステンレス製のガラリから対流熱と、
暖められた床による輻射熱の両方の暖気による暖房です。
床の温度は、直接床板を暖める床暖房と違い、
程良い床の暖かさとなり快適です。
室内のリモコンにより、温度と時間の設定の暖房コントロールをします。
リモコンで消費電力料金も確認することができます。
最高に快適な暖房設備ですが、
断熱性能を高めて熱損失の少ない建て物をつくる必要があります。
ここは基礎断熱と壁・屋根はダブル断熱の
「Q値=1.8W/m2K」「C値=0.6cm2/m2」と、高気密高断熱です。