0511月

放射能から子どもの命を守り、希望の未来を切り開こう

免疫力を高める
 昨晩桐生において、田中優さんによる講演会より印象に残った話しを。

20年以上にわたり、反原発運動を繰り広げてきた「田中優」氏ですが、従来の反原発運動の広がりが功を奏さなかった反省を踏まえ、「必要悪の原発」から「原発が無くとも我慢や努力無しでやっていける社会」の提案と、放射能被害を最小限に抑える事についてのご講演でした。

■気を付けるべきは「内部被ばく」
福島第一原発において、現在は新たな放射性物質の放出は殆どないので「外部被ばく」の心配は薄れたが、既に蓄積されている放射性物質を体内に取り込んでしまう「内部被ばく」を避けることが必要。
内部被ばくには、食物に含まれる放射性物質を取り込んでしまう事、そして埃などに含まれている放射性物質を吸い込んでしまう事で、それらに気を付けること。

■緑黄色野菜は安全
緑黄食野菜は、根からの放射性物質を吸収しない事が分かり、安全であるということ。極めて危険な食物は、福島沖、茨城沖の水産物「淡水魚」→「海底魚」→「回遊魚」である。一番多くの放射性物質の放出は、海への放出であり、福島沖にて親潮と黒潮がぶつかり太平洋に流れだすので、他の日本近海の水産物については、比較的安全と考えられる。

■確率的影響
福島原発事故による放射能被ばくについて「直ちに影響が出るレベルではない」ということは確かに間違いではないが、放射能の被害は、10年後20年後の後に、死者(癌になる)が増えるという形で影響が出る。
そして浴びた量に応じて癌になる確立は増えていく訳で、ここまでなら大丈夫って数字はない。
その被害は「確率的影響」といい、その貧乏くじを引くのも誰になるかは分からない。

■自衛策は「免疫力を高める」
10万人に5.5人の貧乏くじを引かないための自衛策は「免疫力を高める」ことであり、免疫力が高ければ癌にかなり難くなる。
そして免疫力を高める方法は、「前向きに考えること」であって、例えば「放射能により癌になったらどうしよう」とか「放射能が怖いから遠くへ逃げよう」とか「放射能怖い!怖い!」で生きていると貧乏くじを引き易くなるということだ。要は「くよくよせずに前向きに生きること!」
その次にいいと思うのは伝統的な日本の食であり、薬を飲むよりは薬効成分を持った食べ物食べた方がいい。
放射能により遺伝子を壊されるのは、フリーラジカル反応だと言われるけど、要は酸化反応を食い止めるのが老化防止であり、癌を食い止める訳だ。酸化反応を食い止めるには抗酸化物質を摂取することであり、「緑黄色野菜(太陽に打たれて細胞を破壊されても、常に再生する抗酸化能力)」が取っても良い!あとは「乳酸菌(ぬかみそ漬けも乳酸菌)」も良い!

その他、日本の電気料金の仕組みや、希望の未来についてのお話などありましたが、それらは田中優さん著の「原発に頼らない社会へ」をお読みください。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

Breadcrumbs

  • ホーム
  • ZOO
  • 放射能から子どもの命を守り、希望の未来を切り開こう