キッチンのリフォームといえば、概ねシステムキッチンへの交換や、配置レイアウトのの変更などとなり、予算的にも大掛かりとなるのが通常です。
しかし今回のキッチンリフォームは、予算10万円以下で、劇的に使い勝手が変わるリフォームです。
下の画像は、流し台の前を20cmほど立ち上げて、幅20cm前後の天板(カウンター)を流す、よくあるご家庭の、対面式キッチンスタイルですね。
このスタイルは、キッチン対面のダイニングやリビングから、キッチン作業の手元を隠すためのスタイルで、対面式のオーソドックスなものです。
でもこのスタイルは、配膳スペースを別などこかに設けなければ、キッチン作業に手間取ります。
ここの場合、キッチン前はダイニングルームで、キッチン作業も家族が協力して行う家庭のため、キッチン作業の手元を隠す必要がありません。
流し台前の立上りの必要がなく、また、幅20cmほどのカウンターでの配膳はできない状況です。
そこで、流し台とその対面のカウンターを、ほぼ同じ高さにして、カウンターの幅も広くとり、配膳や食器の片付けスペースを確保した、リフォームです。
幅広のカウンター板は、無垢の桧板を活用し、自然素材で安くて簡単、使いやすくなったキッチンリフォームでした。