こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
昨日までの春を感じる暖かな陽気から一転、今日は朝から雪模様!
今年初めての本格的な雪降りとなり、約3~4㎝ほどの積雪です。
連載の窓の選択、今回は「縦すべり出し窓」です。
「縦すべり出し窓」はドアのように左右どちらかの縦枠を軸に
外側に開放する縦長の窓です。
この縦すべり出し窓の一番の特徴は、
窓開口の全開角度が90度近くまで開くため、風の取り込みに適した窓であって
風の吹く角度によっては風を取り込む(ウインドキャッチ)事が出来
より多くの通風が期待できる窓です。
群馬の平野部は、夏場日中には南東の風(卓越風)があり、
東や南にこの縦すべり出し窓の設置で、風を取り込む工夫が可能です。
また、上げ下げ窓と同じく縦長のデザインなので、
等間隔で複数窓の配置によって、おしゃれなデザインもつくれます。
二つの縦すべりを組み合わせた両縦すべり出しや、
縦すべり出し窓より更に縦長の「スリット縦すべり出し窓」もあります。
大きく開口する縦すべり出し窓
両開きの両縦すべり出し窓
FIX窓 + 両袖縦すべり出し窓
スリット縦すべり出し窓
価格面では、例えば横600×縦700の横すべり出しと、縦すべり出しの比較では、
縦すべり出し窓の方が、若干安価になります。