「ものづくり・人づくり」の大切さ

私どもは｢住まい」というものづくりを行い、地場の木材を使うことにより、地域の森林を育て環境保全と豊かな森を未来に引き継ぐこと、そして堅牢で健康な本来のあるべき住まいを建てていくこと、そんな使命を持って進めてきたわけです。
そんなものづくりに加え「人を育てる大切さ」も、このところ事に感じているこの頃です。

松島匠建のスタッフとして一年半の間、建築と山の事を覚え頑張ってきたM君。
その彼がこれまで覚えかけてきた仕事、そして馴染みかけてきた地域を捨て、もともとやりたかった有機農業をまったく別の土地で行うため、８月一杯で松島匠建を去ってゆきました。

建築技能の職業訓練校、地域の消防団などにも身を寄せ、この地に根着くかと思っていたのですが、残念でもありました。
そして去っていくに辺り、それらの関わりにけじめもつけず、お世話になった方々への挨拶もなく去っていこうとしていて、その姿にあきれていた私だったのですが、実は「人づくり」をまったくできなかった私自身が反省しなければならない事なのだと、自分を諌めています。

人を育てられないと自分自身の成長もなく、人育てることができれば同時に自分自身も成長することと感じています。
こんな本からも刺激を受けましたので紹介します。
大切なことに気づく24の物語~読むだけで人生がうまくいく「心のサプリ」中山和義著　フォレスト出版
お薦めの一冊ですので是非お読み下さい。
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今月から新しいスタッフとして、東京国立市から来た戸田君が頑張っています。
しっかりと育てて行きたいと思います！