こんばんは!最近、車運がツイていない聖士です。ツイてないですが車のせいにはしませんよ。不具合は起きても事故は起こしていないので、どんな車でも感謝の気持ちをもって運転しています。
二週間ほど前、エルフ(ダンプ)でダクトの買い出しのために倉渕から東吾妻町の方へ向かっている途中、ギアを変えても上り坂で全然進まないという現象が起きました。(クラッチが滑るという現象が起きて、原因は運転中クラッチに足を置いたまま走っているせいで負担がかかってしまったということです。)
目的のお店までは片道30分ほどかかり上り坂下り坂が多く、くねくねしている道です。帰ってこれなくなったらヤバいと思ったので途中で引き返し、エルフからボンゴに変えて再び出発しました。
出発から10分くらいすると窓ガラスが急に曇り始め、窓を少し開けたり暖房の設定をデフロスター(曇り止め)に切り替えたりしました。いつもなら曇りが取れるのにその日は曇りが増すばかりです。おかしいなと思い違和感を感じた足元を見ると緑の液体がめちゃくちゃ漏れており、助手席のシートの下からは湯気がモクモクと立ち上ってます。僕はそれが湯気ではなくエンジンかどこかから煙が上がったのだと思い、いつでも脱出できる心構えだけはしておきました。怖くなり中澤さんに電話をすると漏れていたのは冷却水で、煙ではなく湯気だということが分かったので安心しました。車内はじんわり暖かく湿気もすごくて窓ガラスは曇ったままでしたが、ダクトの買い出しという業務も無事に戻ってくるという任務も果たすことができました。
↑漏れていたのは冷却水。これが大量に漏れ出したらビビります。ドラゴンボールのセルが出てきそうです。
続けて車に不具合が生じるとすごく焦ります。代車の軽トラはクラッチ操作にだいぶ癖があって、最近車に対してツイてないなぁと思った出来事でした。
中澤さんの知り合いの方に初めて会うと半分くらいの方から「松島君はやっちゃんと親戚なの?」と言われます。僕も中澤さんもパッチリ二重なので似ているみたいです。
僕は「二人はなんか似てるね!」と言われると、憧れの中澤さんに似てるだなんて嬉しいと思うのですが、中澤さんは「一緒にすんなよ。」というようなめちゃくちゃ嫌そうな顔をします(笑)。
それは冗談ですが、フロントガラス越しに見る僕と中澤さんは同じ顔なんだということが判明しました。先日、中澤さんの地元である倉渕町で、いつも中澤さんが運転している仕事用の軽バンを僕が運転して、僕の後ろには中澤さんが軽トラを運転して自宅に向かっていました。倉渕内の道端にあるお宅でブロック塀を造っている職人さんたちの作業を横目で見ながら通り過ぎようとすると一人の職人さんが僕に手を挙げてきました。その方に見覚えはありませんでしたが、軽く会釈を返しました。
「あの人誰だろう?」と考えながら運転していた数秒後、対向車線から走ってきた軽バンの運転手の方に会釈をされました。「誰だ?」。そう思いながらその方にも軽く会釈を返し、家に帰ってきてから中澤さんに二人から挨拶されたことを話すと、「あー、あの人は俺の先輩」。二人とも僕の知らない方でした。
普段は中澤さんが運転している車で、しかも中澤さんの地元なので見間違いは誰にでもありますよね。最初に手を挙げてきた先輩の方は「これはやっちゃんだ。」と思い偽物の僕に手を挙げます。するとすぐ後ろには本物の中澤さんが軽トラを運転しているのです。あの人どんな反応したんだろうと想像するとめちゃくちゃ面白いんです。
「え~、うしろもやっちゃんじゃん。どーなってんの?じゃあ前は誰?」びっくりした顔で二度見する、もしくは何がどーなってるのかわからなくて固まる。実際の反応はわかりませんが、僕ならこんな感じになりそうです。
フロントガラス越しの中澤さんは南アジア系の外国人から友達だと思われるみたいです。知り合いの方からフォークリフトを引き取るため積載車に乗って伊勢崎の現場に来た日がありました。休憩時間に中澤さんが笑い出してこんな話を始めます。
「車の買取してるアジア系の人たちがたまにいるじゃん。来る途中に、積載車に乗ったそーゆー系の人とすれ違って手を挙げられたんさ笑笑 絶対同業者だと思われてた。この積載車だと余計そんな雰囲気が出るよね笑」
芸人ばりにたくさんのエピソードトークを持っている中澤さんは自分でパキスタン顔だとよく言っておりますが、まさか外国の方から間違われるとは思っていないでしょう。フロントガラス越しの中澤さんは南アジア人になっているということですね。ということは中澤さんに間違われる僕も南アジア人顔です(笑)。
↑もうそれにしか見えないです笑
木曜日は埼玉県行田市まで胴縁2束と4mmベニヤ100枚の配達に行って来ました。
エルフは修理に出しているので、治って帰ってくればそれで行き、帰ってこなけければ代車の軽トラで行く予定でした。水曜日の夕方に中澤さんから電話があり
「いいお知らせがあります。エルフ間に合いません!リースのところにもダンプがあるか聞いたけどどれも空きがないみたいです!ということで癖ツヨの軽トラでお願いします!爆発しないように気を付けてね!」
運転しなれたエルフで行きたかったので全くいいお知らせではなかったです。皆さん、中澤さんの「いいお知らせ」という言葉は信用してはいけませよ(笑)。
行田まで2時間強の道なりを慣れない車で荷物を積んで行くのは心配でしたが、ロープを使って1月に覚えたばかりの南京縛りで荷物を固定し、古いけど思ってたより癖のない軽トラで安全運転で行ってきました。今回は車両トラブルがなくて良かったです。
↑中澤さんに「HIJETが似合うね~!」と言われました。荷台の木材が自分の魅力を引き出してくれます笑
家づくりでは木材に限らず多くの材料を必要とします。材料の手配は現場で効率よく作業するために重要で、いずれは僕がやらなくてはいけないことです。中澤さんがどのように考えてやっているのかをこの修業期間でたくさん学びたいです。安心安全な材料と構造で、安心安全に材料を手配・配達しなければいけないと思いました。
最後におひとつ!
車の安全と掛けて建物の安全と解きます。そのこころは、
どちらも「飛ばし過ぎには注意」(速度の飛ばし過ぎ・スパンの飛ばし過ぎ)!
ブログを読んでくださりありがとうございます。ではまたお会いしましょう!
倉渕で修行中 松島聖士