261月

冬の浴室・脱衣室(内窓)

 冬の住まいの大きな落とし穴の一つに「ヒートショック」があります。

日本の住まいの多くは、部屋毎に暖房しているスタイルが多く、リビングなどは暖房で暖かくとも、暖房の部屋から一歩出れば寒々の廊下といったところです。

そんな中で特に注意が必要なところが、入浴時の「ヒートショック」です。
ヒートショックとは、急激な温度変化が身体に及ぼす衝撃のことで、血圧の急変動、脈拍数の急増などの症状を引き起こし、高齢者や高血圧の人にとっては、心筋梗塞や脳血管障害などにつながり、命取りになりかねません。

入浴時に寒い脱衣場で服を脱ぎ、浴室に入り体を動かすと血圧は急激に上昇し、浴槽に入ると、熱い湯にふれることで心臓への負担が大きくなり、血圧はさらに上昇します。
湯につかっていると血流がよくなり、血圧は急激に下降し、その後、寒い脱衣室に戻り、服を着て体を動かすことで、再び血圧は上昇します。

このような温度差の繰り返しにより、血圧が大きく変動するため「ヒートショック」になりやすのですが、それを抑えるためには、脱衣所や浴室の室温を上げて、温度差を小さくすることが重要です。

内窓

わが家もそんな「ヒートショック」が起こりやすい家でしたので、熱の出入りが最も大きい浴室の「窓」の断熱を高めて、改善しました。

わが家の浴室の窓は大きな台形出窓であり、景観の良さはあるのですが熱の出入りが大変大きく、冬はとっても寒い浴室でした。

そんな窓にYKKのプラマードUの内窓を取り付け、冬の寒さが大きく改善されました。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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