ピーク・オイル(peak oil)とは、「peak of oil production」、つまり 原油の生産量がピーク(最高点)に達することを指します。このピークを過ぎると、その後の原油生産量は減少に向かいます。
一方で、世界的に原油の消費は増加傾向にあり、今後も人口増加と経済発展の結果、需要の大きな増大が予測されています。
また、今後掘りだされる石油は、発掘や精製にコストのかかる油田や原油となってくるため、昨年以上の石油価格の高騰は必ずやって来るということです。
その「ピークオイル」実は、予想より早くやってくると最近取りざたされているようです。
温暖化の問題も含めて私たちは、本気で「脱石油」に取り組まなければならないようです。
スウェーデンでは、数年前から「2020年には石油を使わない国になる」と宣言して、着々と進めているようですが、日本も国として今から本気で考えていかないと、その現象が顕在化してからでは手遅れになります。
そして、国任せで期待するだけではなく、自分たちでできる取り組みも考えていきましょう。