126月

杉の植林

梅雨入り遅れ真夏日!

 こんにちは、松島克幸です。 

梅雨入りが送れ、真夏日となる暑さとなっていますが、インドの記録的熱波を始め、今年も各地で熱波、少雨、そして大雨の気象異常となっています。

夏の異常な暑さに加えて電気代の高騰の過酷な時代、少ないエネルギーで夏を過ごせる住まいでなければ生き残れない!と言っても過言でない世の中になりつつあります。 

 杉花粉の少ない杉苗

杉植林のピークは60年前であって、年々杉・桧の人工林植林は減少しています。

植林が減少している大きな原因の第一は、杉桧原木丸太の価格が安いため、木を伐って新たに植林する費用が捻出できない事、そして第二に新たに植林しても鹿に新芽を食され木が成長できず、また成長した太い木は熊に剝皮され木が枯れてしまうなどの、獣害被害が深刻であることです。

みどり市東町沢入にわたしは個人で山林を所有していますが、その他に袈裟丸山の麓の山を40人ほどで所有している「沢入共有林」もあります。

その共有林にて先日、共有者皆さんと杉の植林作業をお行いました。 杉の木は春になると大量の花粉が飛散し、多くの人たちを悩ます花粉症の原因となるため、近頃の杉の植林では花粉の少ない杉苗を植えています。

 この林に杉苗を植林するのですが、もともと20年ほど前に一度植林したものの、シカの食害にやられて全滅し、ひょろひょろと立っている「アサガラ」という木の林となっていました!


  

  植林前の地拵え(じごしらえ)

杉苗の植林前にアサガラの木を伐採して、杉苗を植えるための整理整地の地拵え作業です。

アサガラの木は柔らかい木であって、薪ストーブの薪にはならない木のため、山の肥やしにします。

 参加者の多くは山仕事の未経験な人たちですが、親の代が苦労してきた労働の体験にもなります。

 植えた木が使えるになるには50年後!

野菜は種を撒いて数カ月で収穫となりますが、杉や桧は植えて50年以上経たないと使える木にならず、しかも植えて5~6年は下草刈り、その後はつる切りや除伐などの手入れとなり、気のなが~い生産活動です。

今使う事が出来ている木は、私たちの父の代、祖父の代が苦労して植え育てた木です。 その木を活かして使う事が先人の苦労に報いる事とであると感じ、わたしは地場の木を活かした家づくりを続けています。

 今回は木を植える事でしたが、木を育てる作業はまだまだ数十年続きます。

 

 

最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。

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Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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