こんにちは、松島克幸です。
日本の総選挙!アメリカの大統領選!共に終わり、先行き波乱の展開が予想されます。
日本の総選挙では全国的に与党の苦戦が目立ち、与党自公が大きく議席を減らした中、群馬県においては自民党が全五つの選挙区にて当選し、上位に従う縦社会構造の強い群馬県が顕わになりました。
それが良いか悪いかは別として、保守的風土の群馬県にも寒い冬が近づいています。
学名が【Cryptomeria japonica(クリプトメリアヤポニカ)】「日本の隠れた宝」という意味であり、日本だけに植生し日本を代表する木でもある「杉」について、その特性と魅力について!
「杉は谷、桧は腹、松は尾根」とは、杉・桧・松が育つのに適した場所を表し、杉は谷添の湿潤で肥沃な土地で良く育つ木です。
本来、杉は桧より生育が早く、桧が約60年掛けて30㎝の太さになるところ、杉は約45年ほどで30㎝の太さとなるのですが、湿潤な場所を好む杉を山の中腹以高の乾燥する場所に植えると、何年経っても成長しない杉の木になります。
人の成長には適材適所と言うように、木には適地適植が何よりです。
また、良い杉が育つのは標高600m以上の所とも言われ、標高や地質や山の向きなどの育つ条件によって、同じ杉の木でも様々となります。
温暖でも標高が高く雨の多い屋久島は、まさに杉の適地なのでしょう。
桧やヒバは丸太の状態でも乾燥する木ですが、杉は丸太の状態ではほとんど乾燥しない木です。
桧、ヒバ、松の木などは、芯材と辺材の区分けがし難いのに対して、杉は芯材部の赤身と辺材部の白太がハッキリ区別できのが特徴的であり、それが乾燥のし難さにつながるかもしれません。
杉のこの芯材部の赤身と辺材部の白太の境には「白線帯」と呼ばれる、辺材が心材に移行するための準備エリアの部分が10mmほどあって、その白線帯の部分は辺材・芯材部に比べ含水率が低く脂分が多いようです。
白線帯の含水率が低いのと脂分が多い証拠には、真冬に杉の丸太が凍結して時に、この白線帯の部分だけは凍結しないでいて、白線帯がくっきり現れます。
また杉は、この白線帯の存在によって乾燥し難い木であるとも言われています。
桧は香りが強く、桧ならではの木の良い香りを発し、その香りに癒されます。
そんな香りの良い桧は実は「覚醒作用」が働くと言われ、桧とは別な落ち着いた香りを発する杉には「鎮静作用」が働くそうです(その作用には香りをどう感じるかの個人差があり、一概には言えません)。
そんな杉には鎮静作用が働くので、私どもでは寝室には杉の赤身の床板を使っています。
杉は人の気持ちを落ち着かせる他に、柔らかいので衝撃を吸収してくれ、柔らかいので暖かく、人に最も優しい木であるとも言えます。
私どもの山の杉の木は赤身がきれいなピンク色で、良高な杉の木とも言えますが、そんな中にも7~8本に1本くらいの割合で芯材が黒い「黒芯」の杉があります。
この黒芯の杉は、含水率が高く乾燥が最もし難い杉の木でもあるため、今の木材市場では嫌われて安値で取引されています。
しかし見た目が黒く乾燥し難いこの黒芯の杉は、乾燥さえすれば「虫が入らず、腐らず、カビが生えない」とても良質な杉の木であって、杉の中の王様なのです。
そして木が持つ力が最も強いので、人に与える作用が至極だそうで、九州の方ではこの黒芯杉を低温乾燥して造ったベッドが、安眠をもたらす最高のベッドとして人気となっているようです。
杉の芯材は黒芯でなくとも「赤身部分」は辺材より水に強く、収縮も少なく人に優しくて、節が多いものの魅力たっぷりとなる木です。
そんな杉の魅力は言葉では伝えきれませんが、私たちの近くの山に良質な杉の木は沢山ありますので、造り手も住まい手も木の良さを知り、活用していく事が大切です。
最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。
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