昨日大阪ミナミで、通り魔による無残な無差別殺人事件が起きた。
犯人とはまったく面識のない通り掛かりの方が、被害にあって亡くなった。
犯人の男は、
「自殺しようと思ったが死に切れず、
人を殺してしまえば死刑になると思って刺した」と供述している。
どうしてこんな考えに至るのか、信じられないことです。
何が欠けているのか。
それとも何が必要なのか。
私は特定の宗教を信仰はしていませんが、
人がこの世に生まれてきた理由ということについて、こう考えます。
人間の本質は「魂」であり、
「魂を磨くために人として生まれてきたもの」
と思っている。
魂の世界は何の束縛も、何の不自由もない。
だから魂を磨くために、
人間として生きて行く、また人として世の中を正しく生き抜く
そんな試練を与えられているのだ。
そして、人としての生きざまと死にざまにより、
次に魂の向かう世界が違ってくる。
人として生きることを諦め、自ら命を絶つと
本来の世界には行くことができないと聞いたことがある。
魂を高める生き方ができなければ、
俗に言う地獄の世界があり、更に過酷な来世があるのかもしれない。
五体不満足な身体でも、恵まれない境遇の中で育った身体でも、
前を向いて生きている人たち。
わが身を削って人の幸せのために生きる人たち。
まさに魂を磨く生き方。
精一杯生きようとする「生きる力」が掛けてきているのか。
そして人として正しい生き方を知る、そんな躾や教育が薄れているのか。