305月

3省連携 住宅省エネリフォーム支援

浴室と洗面所のリフォーム

 こんにちは、足腰のトレーニングを中心に頑張っている松島克幸です。

昨日の雨から一転し、梅雨入り前の貴重な晴れ間となっていますが、今週末は季節としては早めの台風の影響で、大雨となりそうな予報です。

梅雨の天候はその年によって形はまちまちで、晴れ間が多い「空(から)梅雨、照り梅雨」、雨量は少ないが曇りや雨の日「シトシト梅雨」から、雨量も多い本格梅雨などと、梅雨入りがいつ?かというよりも、どんな梅雨の傾向となるかの方が重要となってきます。

また、今年の夏はエルニーニョの発生が予想され、エルニーニョの夏は「冷夏」の定説でしたが、ここ十数年はエルニーニョでも暑い夏の傾向であって、年々夏の暑さは厳しくなっていくものと考えての対策が必要のようです。

 

 国の省エネリフォーム補助金で、内窓は3か月待ち!

ここ数年の資材高騰により、新築住宅の価格が1棟当たり4~500万円の値上がりとなり、新築需要は落ち込んでいますが、国交省・経産省・環境省の3省連携による省エネ住宅補助金制度により、リフォーム市場は活発となっています。

特に国交省の「先進的窓リノベ事業」では、窓の高断熱化により半額以上の補助が賄えると言う事で、内窓の設置需要が殺到し、施工が3か月待ちの状況のようです。

  YKKによる住宅省エネ2023キャンペーンのサイト 

 ↑ カバー工法による樹脂窓+高性能ガラスAPW330の設置(外観)


 

 補助金の申請は工事の着工後で、3ケ月待ちは補助金終了の可能性あり⁉ 

申請を行うのは我々元請業者であり、コロナ以降こうした国の補助金の申請は非対面のインターネットによる申請の形となっていますが、膨大な説明資料を見ながら理解するまではかなり厄介な申請となっています。

この補助金は申請が予算に達し次第の終了であり、問題となるのが申請は最短でも工事の着工を持って受付となるため、3ケ月待ちの内窓は、補助金をあてにして注文したものが、予算終了にてすべて自己負担となる可能性があります。

内窓の場合、採寸してのフルオーダー発注のため、予算終了だからと言ってキャンセルができないため、後になるほどそのリスクは増します。

 

 内窓とは別のカバー工法

既存窓の高断熱化は、一般には既存サッシの内側にもう一つのサッシを内窓として付けての、2重サッシの形ですが、これが3ケ月待ちの状況です。

この内窓の他には、既存のサッシ枠を残した状態にて、既存サッシ枠に新たなサッシ枠を被せて高性能の窓を入れる「カバー工法」があります。(冒頭の写真がカバー工法の外観) 

このカバー工法のメリットは、サッシの全交換ではサッシ枠の取外しや外壁の補修が発生するのに対して、それらの手間が省けながらに窓の高断熱が可能となることです。

また、内窓の3ケ月待ちに対して、カバー工法は注文して2~3週間で設置できることです。

内窓の3ケ月待ちにより補助金終了となるリスク回避の一つとして、1ヶ所だけカバー工法の窓にすることで、工事の着工時期を早めるといった選択肢もありです。

  カバー工法の内観、着工前 ↑ と施工後完成 ↓

 

 幸せな省エネ生活!

写真のカバー工法のお住まいは、この度浴室と洗面の改修工事をご用命頂いたお施主様です。

これまでにも数回にわたり、無垢の床板、腰板への張り替えや壁天井のビニールクロスから珪藻土への塗り替えなどのご用命を頂き、室内の気持ち良い空気感を始め、冬の暖かさや湿度の変化にお喜び頂き、私ども造り手にとって何よりもありがたいお客様です。

こちらのお客様は、普段の暮らしでも何かと工夫して省エネを心掛けた素晴らしい暮らしをしています。

浴室のユニットバスへの改修では「追い炊きは不要!」と、一般的には不便と思いますが、お湯はりしたら家族続けてお風呂に入れば、追い炊きは不要で省エネにもなる!と、暮らしとエネルギーの無駄を省けるといった、そんな生活を送っているものと思います。

また、上の窓の写真の窓上の電気ブレーカーは30Aですが、電気に依存している昨今の一般家庭では考えられない電気契約となっています。

少し前のブログでも私書きましたが「これから目指すは30Aで暮らせる電気生活!」と、まさにそれを実践しているお施主様で、決して我慢しての省エネではなく、幸せを感じながらの省エネ生活を過ごしているものと感じます。

 洗面前の鏡収納も、無垢の木での製作品をご希望し、こうした一つ一つに幸せを感じ、真に豊かな暮らしを送っているお施主様です。

便利な電気生活が当たり前の今、わたしも見習い、これからのより良い省エネ生活のご提案を考えていきたいと思います。

 

最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。

新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。


今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。

私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。

快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

  


 夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

 

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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