Sさん邸工事も大詰めとなり、浴室工事へと進み、壁と天井は板張りです。
外部に面した壁は断熱をしっかりするために、間柱間には他と同じように70ミリのパーフェクトバリアを施工し、防水シートを貼り、板張り下地の横胴縁を入れ、その胴縁間に30ミリのスタイロフォーム断熱材を施工です。
腰壁部分は湿気が多いお風呂なのでタイル張りとなり、腰上の壁と天井ハサワラ板張りです。
サワラやヒノキは湿気に強い木材なので、浴室にはよく使われるのですが、最近はユニットバスが多く、このような板張りの浴室は少なくなってきました。
そして、腰壁部分のタイル張りの下地です。
断熱材の上にラス網を張り、そのラス網を固定するために壁のコンクリートにあと施工アンカーを打ちこみボルトで通しラス網を固定します。
この後はタイル下地のモルタル塗りと、タイル張り、そして浴槽の設置となります。