こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
県産材を使って家を建てると最大100万円がもらえる
「ぐんまの木で家づくり支援事業」(群馬県木蓮HP)
ここ数年定着し、群馬県も積極的に補助金を割り当てています。
構造材の補助は先着720戸と、
ここ数年はその予定数まで達していなかったのですが、
今年は11月末(3月末の区切り)の時点で既に予定数を終了してしまい、
現在補正での追加予算を要望しているようです。
この状況はすべて、消費税額引き上げによる駆け込み需要によるもので、
これを見る限りでは、今年の住宅着工数はここ数年比150%というところでしょうか。
よって現在、職人さんたちはどこも大忙しの状況が続き、
多くの現場では職人の確保が難しい状況のようです。
このような状況では、工程も予定通りにはいかず、
本来の施工を行うことがままならない事も出てきています。
税率引き上げ後には、
「住宅ローン減税とすまい給付金」も用意されていると共に、
工事量減によって腕の良い職人さんを選べて、
ゆとりを持った施工ができることと思います。
ということで、慌てて増税前の駆け込みを狙わないで、
来年以降の着工を考えているのは、賢い選択、賢い判断だったと
言えるのではないでしょうか。
少なからず、現在工事を進めているところでは、
しっかりした施工を進めなくてはなりませんね!