153月

足湯とウッドボイラー

ウッドボイラーのお湯で足湯

  地産エネルギーのウッドボイラー!

 当り前と思い使っている化石資源ではあるが・・・。

 松島匠建代表 松島克幸です。

3月に入ってから気温が上がり、一気に春めいてきました。

新型コロナから始まり、ウクライナ情勢などで世界秩序が混沌とし、原油価格の高騰が続いていますが、その石油の成り立ちは2億年前とも言われ、とてつも永い年月をかけて蓄積し蓄えられてきた貴重な資源なわけです。

その地球の貴重な財産を、たかが100年余りで使い果たしてしまうような原油価格が本来おかしい訳で、原油価格の高騰は石油以外の物の高騰にも繋がり、私たちの生活を脅かすことになりますが、これまでの当たり前を見直し、脱化石資源への思考転換を強めねばと感じています。

 

新築工事の完成がありましたが、着工となった現場もあり、現在新築が2棟進行中です。

 先日完成となった笠懸町の近くで、基礎工事が始まりました。

南向きの最高の立地条件にて、平屋ベースの建物で子供室のみが2階の建物です。

細かく地中梁が入っていますが、床下エアコン設置のため、基礎内部の立上りを極力少なくしての基礎構造です。

 こちらはワクワクと気持ち良く工事が進みそうです^^


 それでは、完成した「こちらの施設では子ども第3の居場所」の足湯とウッドボイラーの設置の話に入ります。

 薪という地産エネルギー利用の施設

こちらの施設では、冬の暖房には薪ストーブ、そして給湯はウッドボイラーと、地域資源の木材をエネルギーとして活用する、エネルギーの地産地消の取り組みを行っています。

冒頭に申し上げた「脱化石資源」の取り組みの先進例ですね。

 さて、このウッドボイラーですが、わたくしも30年ほど前に注目したこともあり、そのくらい前から普及していた商品ではありましたが、石油依存の時代が続き大きな普及にはつながらなかったようです。

このウッドボイラーの仕組みは至って簡単で、ボイラー内にお湯タンクがあり薪で湯沸かしし、そのお湯の中に張り廻らせたコイル状のステンレス管を水が通過することでお湯となり、給湯する仕組みです。

 ウッドボイラー エーテーオー株式会社 愛知県の会社です。

 

 洗い出し土間に足湯

バルコニー下の空間にウッドボイラーと足湯があります。

土間は、最近では少ない仕上げとなってきた左官工事の「洗い出し仕上げです」。

洗い出し用のモルタルに豆砂利を混ぜて、表面のモルタルを洗い流して豆砂利土間に仕上がる洗い出しです。 

 

足湯の中はタイルで仕上げ、杉のスノコベンチを設置して足湯が完成です。

 

各部屋には、桧板にレーザー加工機で部屋名とイラスト入りのプレートが掛かっています。

  こだわりと満点思考は、似て非なり!

コロナによりステイホームが増えたことから、建築系のYouTubeが活発になったり、ネットで何でも調べることが出来る、そんな時代から家づくりの勉強をする人が増え、自然素材で高性能な家づくりの私どもにとっては喜ばしい傾向ともいえます。

そんな家づくりの勉強をして、こだわりを持って臨むお施主様が増えていますが、ここで陥ってしまう落とし穴を一つ。

人生で最も高額なお買い物といわれるマイホームですので、誰もが満点の住まいを欲しがるのは当然であり、造り手もそれを目指して全力を尽くします。

そこで、お施主様のその満点思考が高すぎると何もかもをネットで調べ上げ、あれが良いかこれが良いかと悩むのですが、余り有るネット情報に迷わされて決断ができない上に、一度決断してもやっぱりこっちにしてくれと、やたらと変更が多くなる。

こうなってしまうと、造り手はお施主様に振り回されてしまい「何でうちの会社に頼んだの?」ってことになり、満点思考のお施主様は「やっぱりあっちにすれば良かった!」と、満足より後悔で、お互いが地獄の家づくりとなってしまいます。

家を建てて喜びを得るにはそんな満点思考を改めるの一番ですが、もしそれが出来ないのであれば、カリスマ建築家に依頼することを考えてみましょう。

本当のこだわりを持っているお施主様は、「ここはこうして欲しい!」と、迷わず筋が通っているもので、「満点≒満足」ではない事を知って頂き、新しい家で家族が幸せになれる家づくりに着地できるよう、住まい手と造り手の信頼関係を築いていければ最高の家づくりとなります。

 

2週間前まで真冬の寒さが続いていたのがウソのように、ここ数日で気温が一気に上昇し、春うららとなりました。

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 

 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

 家づくりで後悔しないよう、上辺や見た目の部分だけで判断しないよう、しっかりと勉強することが大切ですが、頭でっかちになり過ぎると完璧を求めるあまり満足感が得られなくなり、それも不幸に感じます。

私どもの持ち味は地場の素材を活かしたてつくるエネルギー消費の少ない家であり、住まうご家族に喜んで頂き、幸せな暮らしができるような家づくりを心掛けています。

そんな私どもの持ち味に共感して頂き、住まい手も造り手もワクワクできる家づくりをしてみましょう。

 


夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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