こんばんは。
数年前から、食材などをはじめ、普段の生活から価格の上昇を感じています。
例えば、コンビニで1個120円で買えたおにぎりが、今では180円や200円しますし、電気代・ガソリン代なども高くなっています。それと同様に資材の価格高騰などで、コロナ禍以降新築住宅の価格が一気に上昇しています。
今の日本の経済状況と物価高騰の波を考えると、家を建てられる人というのが限られてきてしまいますので、『夢のマイホーム』が、夢のまた夢となってしまいそうです。そうならないためにも、家を・暮らしを提供している僕たち工務店は、あらゆる面で試行錯誤しながら努力をしていかなければいけないと思います。
僕たちも諦めないので、夢のまた夢だと思っている方も是非諦めないでいろいろな選択肢を探して夢を実現させましょう!
皆さんは今の日本が少子高齢化社会であって、人口がどんどん減っていっていることはご存じだと思います。それと同じく、新築住宅の着工数も減っているんです。

しかし、人口が減っているにもかかわらず世帯数は増えているという現象が起きています。

少し前の時代は子・親・その親と三世代で一緒に暮らすことが多かったと思いますが、今は上のグラフでもわかる通り、平均世帯人数が減ってきているので、親世代、子世代がそれぞれ別に暮らす風潮になっています。そのため世帯数が増えているんですね。
街ではアパート等が充実しているので、3世代で暮らせる大きな一軒家がなくても生活に困ることはありません。子世代が家を出て、一軒家に住んでいる親世代が亡くなってしまうと、その家には誰もいなくなり空き家になってしまいます。
誰かがその家に住もうと考えたとしても、田舎のほうであれば街に比べて生活も不便だし、建物もいたるところに不備が出ていたりすれば、「やめた」となり、空き家として放置されます。街を歩けばその状況を感じるし、下のグラフを見てもわかると思います。あくまでも予測値ですが、今後10年での空き家の数がとても多いですね。

僕の地元ではまさにそのような状態が顕著で、空き家だらけです。生活も不便なので人も多くありません。しかし、自然豊かで空気がきれいでとても素敵な場所です。都会では味わえないゆったりとした時間を感じられる素敵な場所なのに、年々若者が減り、何もなくなっていく様子が残念で仕方がないとずーっと思っていました。
『こんなにも素敵な地元を建築を通して元気にしたい』
という想いを持っているのですが、僕一人の力ではどうしようもできません。
そんななか、群馬県のプロジェクトである古民家再生・移住・定住を目的とした『コミンカコナイカ』という取り組みを知りました。

現時点では、群馬県内で6つの地域コミンカコナイカチームが活動をしています。その中でも、みどり・桐生コミンカコナイカチーム(主に桐生)が先頭を走っているようで、桐生の街を盛り上げています。移住者や新規で事業を始める方たちがたくさんいるのを実際に感じています。先輩方が誇りをもって地域貢献活動に積極的に取り組む姿を見て、僕も何か少しでも力になりたいと思い、今年からチームに入れていただきました。
コミンカコナイカという名の通り、古民家の活用がベースとなっています。僕は新築も好きですが、古民家は古民家ならではの魅力があって好きです。
そこで古民家を活用することはメリットを少し挙げてみます。
・今あるものを有効に利用できる(雰囲気・素材) → サステナビリティ
・地域文化の継承
・解体しないのでゴミが出ず環境にやさしい
などなど。
新築に比べたら価格も抑えられるということもありますので、古民家の活用を現代ならでは選択肢の一つと考えてもいいと思われます。
しかし、暑い寒い、耐震性能が不安というデメリットと隣り合わせでもあるんです。生活の基盤となる家には、健康・安心安全・省エネがとても大切な要素だと僕は考えているので、古民家の再活用でも新築でも、そこの大切な部分は変わりありません。
とりあえず安くしたいから!ではなく、多少投資してでも家族の安全を確保するということを前提条件として入れておいてほしいという願いもあります。
まだまだ地域のために僕ができることは少ないかもしれませんが、建築を通して皆さんの幸せを提供させていただく努力をしながら、この活動をきっかけに、地元の人口減少、空家数の上昇で寂れ果てている街を、少しでも賑やかで素敵な場所を増やしていければいいなという目標を掲げて、今年はストイックに生きていこうと思います。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
安全・健康・省エネ・永く住める家づくり(高気密高断熱住宅)を心を込めて1棟1棟真剣に造りあげている工務店です。モデルハウスの見学も可能ですのでいつでもお問い合わせお待ちしております。
松島聖士