241月

日本の冬!太平洋側の過乾燥には!

群馬の冬を快適・健康に暮らす

湿度には絶対湿度と相対湿度が!

群馬県みどり市の工務店 松島匠建代表 松島克幸です。

今年の冬は当初の長期予報通り、今のところ暖冬のようです。
みどり市上流の草木ダムのダム湖水尻では、例年今頃は分厚い氷が張っているものですが、この冬はまったく結氷していません。

また、この冬は殆ど降水が無く、空気も大地も乾燥しきっているこの頃です。
乾燥しているのは外気だけではなく、お部屋の中も過乾燥状態であり、室温を上げれば上げるほど湿度は低くなるものですが、そんな乾燥した冬のお部屋を少しでも快適にするにはどうすればよいのでしょうか。

過乾燥や体温の低下は、身体の抵抗力が弱まり健康に良くないので、冬の室内は室温20℃前後、湿度45%前後をキープしたいものです。
(湿度が高すぎると結露が発生しやすくなるので、これもまた注意です!)


 

日本の冬の気候の特徴として、日本海側は湿った空気で雨、気温が低ければ雪となり、太平洋側では乾燥したお天気となります。

それは大陸からの冷たい季節風が、日本海で水蒸気を含んだ湿った空気となり、日本海の側の陸地に雨や雪をもたらせます。
その湿った風は、高い山を越えると乾いた空気となり、太平洋側では乾燥した季節風となります。

「西高東低の冬型の気圧配置」とよく言われますのは、大陸に高気圧があって太平洋三陸沖からオホーツク海にかけて低気圧が配置する形で、高気圧は吐き出す風で低気圧は引き込む風、また、空気の移動は気温の低いところから気温の高いところへ移動する。

冬は大陸が冷えていて海の方が温かいので、日本の冬は北西の季節風となるわけです。

ここまでは、皆さんもよくご存じのお話しであると思います。

西高東低の不冬型の気圧配置にもいろいろなパターンがあって、まず寒気が強いと雪の量が多くなるわけですが、基本西高東低の気圧配置は等圧線が「縦じま」です。

その等圧線の間隔が広いと日本海側の雪も里雪(平野部の雪)で、間隔が狭くなれば山雪です。
また、等圧線の縦じまの向きが「斜め」であると里雪で、真っ直ぐな縦じまであるならば山雪なのです。

縦じまが真っ直ぐで等圧線の間隔が狭くなる、この二つが重なると、関ヶ原を越えて太平洋側の名古屋にまで雪が降ったり、群馬でも平野部まで雪を降らせることが稀にあります。

と以上、前段が長くなりましたが、これから本題に入ります。

 家全体の温湿度をコントロールするための、これも吹き抜け↓

ここ数日、外気温は10℃前後で湿度は30%台が、群馬の平野部の様子です。
この時の「湿度30%」は相対湿度を指していますが、湿度には相対湿度と絶対湿度とがあり、同じ湿度30%でも、夏の気温が高い時期の30%と冬の気温が低い時期の30%では、空気中に含まれる水蒸気の量は大きく異なります。

簡単に言えば水蒸気の量が絶対湿度で、水蒸気の割合が相対湿度です。
そして空気は温度が高くなるほど空気中に蓄える水蒸気の量が多くなるわけで、温度が高いと空気の器(飽和水蒸気量)が大きくなります。

下の表の数値をみれば湿度100%の時の水蒸気の絶対量は、温度でこれほどの違いがあります。
そして、温度12℃相対湿度50%の時の水蒸気量が4.4であって、温度が20℃の水蒸気量4.4は、相対湿度30%となるのです。

だから、冬の冷たい空気の中は水蒸気の量が少なく、その少ない水蒸気の空気を加温すれば湿度は更に下がるという訳です。

また、この表で結露のことも分かります。
結露は湿度100%以上に発生する訳で、室温20℃湿度70%の水蒸気量が10.3です。この10.3の温度が下がって14℃になると湿度100%で水蒸気量は10.4の水蒸気を保持できなくなるので、結露となります。

外気温と湿度が低い冬は、基本的には室温を上げれば湿度は更に低くなる訳であり、換気量が多くなれば部屋の湿度は下がり、換気量が多ければ冷気を多く取り込む訳で、室温を上げようとすれば光熱費は上がり、湿度は下がります。

ただし、今の家は気密性が高いので、換気ゼロにするとCO2濃度やVOC濃度が上がりますので、ほど良い換気量で過換気に気を付けることです。

また、効果的な加湿の方法としては、浴室の湿気をサーキュレーターなどで循環させることや、洗濯物の室内干しなどが良いです。
加湿器は意外と湿度が上がらず、機種の良し悪しや日頃のお手入れ不足等で不衛生になることもあるようですので、ご注意してください。

無垢の木と日本一の調湿性能である珪藻土「ナテュール」の塗り壁仕上げの当社の住まいは、冬でも一定の湿度をコントロールしてくれていますし、お部屋に温湿度計を設置して温度や湿度の状況に目配りし、コントロールしているお施主様方が多いです。

冬も温かでほど良い湿度の松島匠建体感ハウス。↑
その温かさと、気持ち良さ、そして暮らしやすい造りをご見学ご体感のご来場をお待ちしています。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり