026月

GM破綻「国有化」

米自動車最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)が、経営破綻(はたん)した。

米国人の過剰な浪費スタイルを象徴した、燃料浪費の大型車をつくり続けたGMの破綻は、必然的な時代の流れだろう。


米映画「ホームアローン」は、1~5巻まででていて、我が家にも何巻かDVDがある。

あの映画を見てまず感じることは、あの米国人家庭の家には、玩具をはじめ、物が溢れていることだ。

今の日本の家庭や我が家においても物溢れは言えるが、あの米国の過剰浪費が、これまでの世界経済を支えてきたわけだろう。

地球環境は今、温暖化を始めとして環境の悪化に歯止めがかからず、極めて危機的な状況にまで陥ってます。

米国がリードしてきた、これまでのような浪費社会は、地球環境をますます悪化させるわけだから、経済不況の立て直しは、従来型の消費拡大ではなく、新しい発想でなけらばならないと思う。

ドイツをはじめとする欧州諸国は、既に環境重視の社会で動いているようです。

「100年に一度の経済危機」などといわれているが、「100年に一度の大転換期(パラダイムシフト)」にしなければ、人類に未来は望めないのでないでしょうか。


浪費大国「アメリカ」などと言ってきたたが、20年ほど前に約2ヵ月間、アメリカ滞在での話を、最後にします。

シカゴの南300キロほどのイリノイ州の「ダンビル」という田舎町に滞在していました。

飛行機はシカゴ空港で降り、シカゴの街をはじめ、隣街のインディアナポリスや南部のテネシーの方までも行ってもみた。

その時のアメリカの印象としては、何でも合理的で暮らしやすい国だと感じた。

道路はどこでも東西南北に伸びているので、遠出するにも地図さえあれば、道を間違うこともなく、交差点では信号があっても右折(日本では左折)フリーであり、当時はビールもガソリンもゴルフも日本の1/3ほどの値段であった。

そしてある日、ダンビルの町でアメリカ人の友人から食事の招待を受けました。

30代前半のご夫婦に二人のお子さんの家庭であったと思う。

日本の一般的な住まいと変わらず、家はそれほど広くはなく、家の中は閑散としていて、物が溢れていることもなく、白熱電球のため薄暗い感じがした。

そして食事ですが、比較的軽めの質素な食事を出され、大食漢のアメリカ人の事だから、それを食べ終わるとメインディッシュが出てくるのかな?と思っていたら、その質素な食事で終わりでした。

アメリカ人でも、そんな質素な生活をしている人達もいたのでしたが、防犯用の拳銃はそのお宅も所持していたのでした。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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