1312月

ブランディング道場経過報告会!

  建て方の応援へ!

 こんばんは!急激な気温の低下により手、唇、肌の乾燥がヤバい聖士です。リップクリーム、ハンドクリームを忘れずに出かけないとすぐ『ピキッ』となりテンション下げ~です(笑)

 

 そんな乾燥と寒波が来ている今週の水曜日・木曜日の1日半、今年の6月までお世話になっていた高崎市倉渕町にある中澤建設㈱の新築工事の建て方のお手伝いに行ってきました。

 

 計画地は倉渕町内ですので、この寒波で倉渕はもう雪なんじゃないか?と心配していましたが、まだまだ全然大丈夫でした。タイヤもスタッドレスに履き替えていなかったのでヤバいかもとは思っていましたが、そんな心配はいらないほど気持ちの良い天気でした。

 

 この建物は、僕が中澤建設での修業期間中に打ち合わせが進められていたもので、お施主様ともお話したり、プランニング図を書いたり、設計図書を作成したりと、僕もずっと関わらせてもらっていたのでとても身近に感じました。

 構造図も勉強のために考えてみたりしたので、実際に建ったこの建物を今までとは違う見方で見れたことが楽しかったです。「なんでここにこの寸法の梁を使ってるんだろう?」「なんでここに柱が必要になってくるんだろう?」

 屋根の上の作業をしつつもそのような疑問が生まれ、休憩時間に康之さんや渡辺さんに聞いてみると色々と教えてくださいました。そんな疑問が出てくる自分にビックリしましたが、これは建築を好きになっている・興味を持っている証拠だと感じ嬉しくもなりました。

 それ以上にビックリしたのが、僕が垂木の上に立って作業していることです!高いところは結構好きなのですが、足場が不安定の所は怖すぎて無理なので、建方の時はいつも下でできることをやっています。まだまだ怖いですが経験が増えてきたことで少しだけ心の余裕も生まれてきた感じです。しかし油断は禁物です。怪我するときは慣れてきて油断している時が多いので、安全第一で恐怖心もしっかり持ちながら今後も取り組んでいこうと思います。基本的には地上で(笑)。

 

 今回、建て方に呼んでいただけてたくさん勉強になったし、夜は中澤家に久しぶりのお泊りで三男のタキと格闘技をたくさんして遊べました。この建物の今後も気になるので、これからもお手伝いに行けることを楽しみにしています。中澤建設・中澤家の皆さん2日間ありがとうございました!

 

 

 

 

 ブランディング道場経過報告会!

 倉渕に行く前日は栃木県小山市に行ってブランディング道場経過報告会に参加して、僕も今までやってきたことや心の変化などを発表してきました。

 この報告会は今年1年を振り返るとてもいい機会になっています。ブランディング道場は今年4期生の方たちが卒業をしたので、1~4期の方たちが今の進捗状況も含め発表されていました。

 

 1年を振り返ってみると、僕の今年は今までよりもかなり濃厚な時間を過ごしてこれたかなと感じております。今年の始まりは中澤建設でスタートをしました。最低1年という修業期間で、まだやりたいこと・教わりたいこと・経験したいことがあったので半年延長を希望し、”まだ半年も”時間があるという気持ちで最初は取り組みました。しかし、1日1日が過ぎていくにつれて”もう半年しかない”と感じるようになり、夜は休む間も惜しむ気持ちで申請業務であったり木造の勉強であったり図面作成であったりと一生懸命に取り組みました。

 一生懸命になって取り組んでみたことで今まで感じたことのない感情が今年になって生まれました。

「建築ってめちゃくちゃ難しいけど、その分なんか面白いかも」

 温熱や構造の勉強をずっとしてきて、今までは難しくてわけわからないと思うことが多かったですが、理解できることも多くなってきたことで新たな疑問が生まれ、それについて自分なりに考えてみることが楽しくなってきたんです。考えてみても答えはわからないことばかりですが、それを解決するためにまた勉強に取り組めます。

 こういう感情になれたのは、康之さんの常日頃の仕事に対する姿勢を間近で見てきたことと、定期的に開催される利根ヨットスクールで先輩方に「とりあえず何事も一生懸命にやることが大切だよ」ということを教わったこの2つの出来事が大きいように感じます。

 

 1年半の修業を終えて父の元へ帰ってきてからは、今まで自分でやるべきことがわからず、指示待ちだった1年半前に比べて、自分でやるべきことを考え、常に先を考えて行動できるようになったと感じています。中澤建設での修業はブランディング道場番外編という感じでしたので、発表の資料を作りながら道場入門前と卒業後の変化を考えているとあまり変わっていないようで、実は結構気持ちの変化が大きかったことにも気が付きます。

 先輩方の発表を聞いていると、理念をしっかり決めたことで自分がやるべきことが明確になり、やるべきことに向かってブレずに取り組み続けている姿が印象的でした。それぞれ進捗状況は異なりますが、言葉に魂がこもっており伝えたいことがしっかり伝わってくるのが分かります。僕にはそれがまだまだできないので、来年はじっくり自分なりの理念を自分の言葉で完成させることが目標です。

 埼玉県の獅子倉工務店の獅子倉さんは家族経営の工務店ですが、家族だと上手くいかない工務店が多い中、仲良く取り組んでいることが強みでもあるとおっしゃっていて凄いなと感じました。僕も獅子倉さんよりは小規模ですが、父と2人の家族経営の工務店です。家族だからこそ楽なこともあれば辛いこともあります。父は感覚派に対して僕は感覚派ではないので一つ一つに対してしっかり理由を持ちたいんです。

 父はわかっているけど僕にはわからないことがあり、それを伝えてくれないことが多いのでたった二人の会社なのに情報のすれ違いが生じます。仕事でも一緒、家でも一緒だからこそメリハリが曖昧になり上手くいかないことが多い中、獅子倉さんは上手くやれているということでうらやましさを感じました。会話がないと情報共有も交換もできないので、ちょっとのことでも話し合うことがやはり大切だなと感じました。

 

  深澤さんの発表で印象に残った言葉があります。

 周りには高みを目指す仲間がたくさんいますので、みんなで切磋琢磨をしてまだまだ遠くにある目標に向かって取り組んでいきたいです。僕たちは決して一人ではないことを改めて確認できました。一人ではないけど頼ってばかりで付いていくだけでは将来困ってしまうこともあるので、皆で行動しながらも自分の意思はしっかり持ち、個々の強い集団として遠くに向かって歩みを進めていきたいです。

 皆さんいつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

 

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱ 松島聖士

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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