こんばんは。歯列矯正のワイヤーが取れて3週間が経過しましたが、リテーナーというマウスピースのような器具にいまだ慣れず、元々活舌が悪いのにもっと悪くて何を言っているかわからない聖士です。
今週月曜日の深夜にあった皆既月食を皆さんは観察しましたか?
僕はとても興味があり見たかったので、日曜日の昼間にしっかりお昼寝をして夜へと備えたくらい準備万端でした。月食や日食などは年中みられるものではないですが、比較的短いスパンではやってきます。ですので今回見ることが出来なくても数年後にまた見れるチャンスは訪れるんです。
ですが、天気によって見れる見れないが決まってしまいますので、見れる時に見ておくことが一番いいと思います。今回の皆既月食は日本の各地で観測でき、天気も崩れないので見れるでしょうという予報でしたのでワクワクしながらその瞬間を待ちました。
家の庭で観測していたのですが、裏の山に被って見えなくなっちゃうかもと心配でしたがギリギリ見ることができきました。田舎の良いところは外灯や建物の灯りが少なく夜空がキレイに見えること!お昼寝の効果で夜中まで起きてることができ、そして幻想的な皆既月食もしっかり見ることができ良かったです!
今週から半年にわたる『井野設計塾 season1』がスタートしました。
水曜日にオンラインで初ミーティングがあり、自己紹介、この設計塾の目的、井野さんの講義など約2時間半の内容となりました。今回先生となる井野さんは群馬県前橋市の群栄美装という工務店の社長さんです。井野さん自身が20代後半の頃に1から始めた工務店さんで、高性能を基本として自然素材や外構など全てにおいてこだわりを持って家づくりに取り組んでおられます。
これまで井野さんが建てられた物件を2軒見学させていただきましたが、外観から醸し出すオーラが凄かったんです。そして室内に入ってみるとLDKの開かれた大きく感じる空間と、プライベートゾーンの落ち着いた空間、水回りの使いやすさや動線を考慮した空間、全部が居心地よく感じました。
井野さんと一緒に設計塾をサポートしてくださるのは新潟県の新潟家守舎の小林さんと茨城県の結めぐるの篠崎さんです。今回の1期生は二人だけですので、この良い環境を存分に生かして意味のある有意義な半年間を目的を持って過ごしていきたいと思っております。
僕はまだお客様と共に住宅を設計したことがありません。今までの松島匠建のお客様の物件は父(社長)が打ち合わせをして設計して造り上げてきたものです。僕も打ち合わせに同席をしたりしていましたが、メインは父がやっていました。何軒も松島匠建の家づくりに携わってきて、そして色々な工務店さんの家づくりを見させていただいたことで、自分自身がやりたい家づくりも少しは見えてきました。
しかし、それを活かすことがまだできていないのが現状です。設計の本を読んだり、どのように設計をしたかということをいろんな方に聞いたりしていますが、実際に自分で最初から家づくりの設計をしてみなければ何が苦手で、どんなことがわからないのかがはっきり見えてこないと思ったんです。
今回僕が設計塾に参加しようと思った目的は、まずは真似から始めて自分なりの設計手法を身に着けたいということと、自分がやりたい家づくりを見つけるということと、なぜこう設計したかということを自分の言葉でお客様に想いをしっかり伝えられるようになりたいということです。
家づくりは人生で一番大きな買い物と言われることがあります。お客様にとって一番大きくて大切なお買い物を扱わせていただく立場として中途半端な想いで設計をすることはできないと僕は思いました。できないからと言ってそこで諦めてしまったらこの仕事をなぜやっているのだろうとなってしまいます。
僕は、小さい頃から勉強も運動もセンスというものはありませんでした。センスがないので他の人より量をやらなければ追いつき、追い越せなかったんです。やればやる分成果として現れるという経験をしてから「やっぱり自分にはこうやって生き残っていく道しかないんだ!」と前向きになったんです。
住宅の設計も、大学生の頃から建築の勉強をしていますが、今の僕には正直全然自信がありません。ですので色んな所に出向き学ばなければいけないと思ったんです。父からも「次からは任せるよ」と伝えられています。任せてもらえるのはありがたいことで、まだ近くに頼れる人がいるということもありがたいことです。しかし、いつまでも頼っているわけにはいかないと思っています。
たくさん学んで今までの良いところを引き継ぎながら、松島匠建の松島聖士らしい家づくりをこれから造りあげていくことがこれからの課題です。この設計塾の半年で少しでも多くのことを井野さん、小林さん、篠崎さん、青木さんから吸収し、自信を持って仕事に取り組めるよう一生懸命頑張っていきます。
本日も井野さんが完成した物件の見学をさせてくださいました。貴重な機会をありがとうございました!
ブログを読んでくださりありがとうございます。
松島匠建㈱ 松島聖士