1411月

眠れる日本の宝の山 ~林業再生への挑戦~

 11月13日(火)放送 NHKクローズアップ現代
「眠れる日本の宝の山 ~林業再生への挑戦~」より

林業の現場にいま、異変が起きている。
消費・生産の拡大を図り、補助金頼みの体質を改善しようと政府肝煎りの林業再生プランが施行されたが、この国を挙げた取り組みが逆にせっかく切り出した木材の価格暴落を引き起こしたのだ。
消費者側のニーズを把握しないまま、供給側の事情で生産を拡大した故の悲劇だった。
戦後の一斉植林が収穫期を迎え、産業として自立できるかの正念場を迎えている日本林業。
潜在市場規模は数十兆円とも言われながら、外材に遅れをとってきた。
今回明らかになった課題は、川上から川下まで情報を繋ぐ「コネクター」不足と体制の不備。
今後、「良質の資源」と「高度な加工」をいかに「売れる商品」に結びつけるか。
先進地ドイツや岡山西粟倉村の例を紹介しつつ、日本林業の新たな挑戦を放送した。

ゲストには、桐生市出身の梶山恵司氏(富士通総研 上席主任研究員)


これまで日本の場合「林業」といえば、
木を育て木を伐る、山林所有者と素材(木材)生産者を中心として捉えていました。

そして国が進める林業再生プランは、木材自給率50%を掲げ、
材価低迷の歯止めや材価の安定には重きを置かず、
川上の林業(山林所有者)の救済にはなってはいなかった。

しかしこの番組を見て林業とは、
川上から川下までの木材を扱うすべての業種を捉え、木材を大量に伐り出し、
そのすそ野の産業を造り出して経済効果を生み出すことであった。

山持ちは、これまでの既成観念を変えなくてならないようだ!

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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