こんばんは。先週から木工事が始まった新築現場は、昨日18日に上棟を迎えることができました。
Y様ご家族の皆様おめでとうございます。
今回の現場は、㈱POTOS DESIGN OFFICEさん設計管理、木工事・現場管理松島匠建という形でやらせていただいております。
POTOS DESIGN OFFICEの岡地さんは、意匠、構造、温熱どれをとっても超一流の設計士さんですので、以前から色々と相談をしたり、わからないことを聞いたりしてたくさんのことを学んできました。
僕は岡地さんのことを、『建築の師匠』だと、勝手ながらそう思っています。少し前のことですが、まだまだ知識・経験不足の僕に、
「次の現場から聖士君に現場管理をお願いしたい」
とお話を受けました。師匠の現場を一から密に関わらせていただくことは、とても勉強になり、もの凄い経験値を得ることができる実にありがたいことだと思うと同時に、自分がこんなことをできるのかという、もの凄い不安の感情とプレッシャーも抱きました。
できるかわからないけど、やってみなければ何も始まらない。というのが僕が常日頃思っていることですので、今回のY様邸の工事をお引き受けして、先週の月曜日から土台敷きを行っております。

中途半端というのは嫌いですので、やるからには一生懸命にやらなくてはいけません。しかし、初めての経験ばかりで、どうしていいのかわからなくて立ち止まってしまう時もありますし、自分の役割を忘れて作業に没頭してしまう時もあります。
効率が悪い僕は、二つのことが同時にできません。そんな時に岡地さんと大工さんの當山さんが手を差し伸べてくださいます。
「聖士君、君の役割は?」
この一言が、本当にありがたいです。
僕も中澤建設に修業に行ったりと、5年近く家づくりに携わってきていますので、今までやってきたという、ある程度の自信もついてきました。自信があるから生意気になる、ということではなく、自信があるからこそ謙虚に取り組む。そのような姿勢でありたいですし、そのような姿勢の岡地さんを、こんなにも近くで感じることができるのは贅沢すぎて、感謝しかありません。
自分の役割を常に考えながら、岡地さんが現場で何をみて、どう動き、どこを確認しているのかをたくさん学ばせていただいております。土台敷きから今日の建て方二日目までの二週間で、学びが山ほどありました。
「岡地さんと當山さんがいるから大丈夫」と思ってしまうと、どうしても2人に甘えてしまうので、次からは「聖士がいるから現場は安心」と思ってもらえるように、真剣に取り組みます。
骨組みが完成して、形を見てみると架構もきれいだし、プロポーションもスッキリして見えてシンプルでめちゃくちゃカッコいいです。遠くから見ても近くから見てもカッコいいんです。言葉で表現ができないんですが、なんかカッコいいんです。
師匠、やっぱりすごい!!

ブログを読んでいただきあありがとうございます。
松島聖士