こんばんは!先週の日曜日に健康診断で身長が少しだけ伸びていて成長期はまだまだ続いてると信じている聖士です。
待ちに待った完成見学会が明日10(土)からの二日間、伊勢崎市で開催されます。明日の土曜日はまだ空きがあるようなので連絡お待ちしております!
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今週の月曜日と火曜日の二日間、太田市にある丸山工務店さんの新築現場へ内部の断熱工事のお手伝いをするため中澤さんとお伺いしてきました。
松島匠建でも、今修行中の中澤建設でも断熱施工と気密施工は力を入れている部分ですので、これまでたくさんのことを教わってきました。丸山工務店さんは天井と壁の断熱材にウールブレスを採用されていて今回が初めての施工のようです。僕はウールブレスの施工を中澤建設に来てからやったので一応経験者ではあります。その経験を踏まえたうえで僕でも手助けできることはたくさんあると思ったので中澤さんとお手伝いへ伺いました。僕は現場の経験はまだまだ少なく、いろいろな工務店さんのいろいろな現場に行ってみることで新たな発見があると思ったので、お手伝いというより現場勉強会の心構えで参加させていただきました。
丸山工務店さんの丸山拓也さんとはブランディング道場で一緒に勉強をしたお仲間です。
拓也さんは志が高くセンス抜群で、そして気さくでとても優しい方なんです。東京で開催される勉強会には一緒に東武線の特急リバティ号で行ったり、スーパー銭湯に行ったりと仕事以外でも一緒にいることがあります。
今後の家づくりに不安を持っていた拓也さんが勉強会に参加されていて、悩んでいるお話を聞いておりましたので、高性能住宅の一棟目が決まったと報告を受けたとき「丸山さんすごいな!どんどん先に進んでる!おめでとうございます!」と思いました。それを聞いて自分も丸山さんを含め皆さんに良い報告ができるよう一生懸命精進していこうと思いました!
家づくりは一人ではできません。今までやっていたことを、拓也さんは今回の物件からガラリと変えたわけですから余計そうだと思います。わからないことばかりで人に聞くことは恥ずかしく思うこともありますが、拓也さんのSNSでの発信を見させていただいている限りわからないことは聞いて吸収しようとする姿勢なのでそういうところを見習わなければいけないと思いました。その拓也さんの姿勢に応えるように多くの先輩方が現場に足を運んでいる現状から、拓也さんのお人柄がわかります!
↑天井の断熱施工は手間がかかる部分で大変そうですが、納まるときれいです。
現場には茨城の高浪工務店さんの高浪さんと太田の田村工業㈱さんの田村さんと伊勢崎の㈱トヨタトーヨー住器さんの北岡さんもいて、気密が取りやすく断熱欠損の少ない方法など拓也さんと中澤さんも含めて実際に施工しながらたくさん議論をしていました。
高浪さんは、僕の師匠である中澤さんが「高浪さんは僕の師匠のうちの一人」と言うように技術も知識も持っている方なので、僕は丸山工務店さんの助っ人という立場ではありましたが高浪さんと一緒にお仕事ができることを楽しみにしておりました。
仕事中も休憩中も今までの経験を含めた施工方法や考え方を皆さんとお話しておりましたが、専門的な話になればなるほど付いていけませんでした。以前よりは納まりや温熱、構造についてわかるようにはなってきましたが、経験値が豊富な方たちの話には ”付いていくのがやっと” どころではなく、付いていけないんです。頭の中で立体的な想像が全くできません。圧倒的な経験値・知識不足を感じました。皆さんも経験があると思いますが、勉強会で一度わからなくなってしまったらその先のことは理解できないのと同じような感じです。
皆さんがどのように考えてどう施工するのかを聞いていることで勉強になると思って最初のうちは近くで気密が確保しやすい納まりについて聞きながら他の作業をしておりました。しかし理解が追い付かなくなってしまったので今回はそこの勉強は諦め、自分が今できる丸山工務店さんへの最大限のアシストをするため壁のウールブレスをひたすら入れ続けるという任務を全うしようと心がけました。
二日間で一階も二階も壁の断熱を大方終わらせる気で取り組みましたが、二階を終わらせるのがやっとで丸山工務店さんの力になれなかったかもと少し不安な気持ちでしたが、後日拓也さんから「壁の断熱を半分以上施工してもらった現状がとても嬉しかったです!」というメッセージがをいただき、少しでも力になれて良かったと感じました。
月曜日のお昼は拓也さんの奥様の瑞希さんが、太田市にあるキントンというラーメン屋さんのチャーハンと唐揚げと野菜炒めを現場に届けてくださり皆で食べました。
チャーハンも唐揚げもコショウが結構効いていて、コショウ好きの僕からしたら最高に幸せでした(笑)。唐揚げはこぶしくらいあるビックサイズで、歯列矯正中で「歯抜けジジィ」と妹に言われるほどお年寄り並みの歯の状態である僕には大きいから食べづらいかもと少し心配でしたが柔らかくジューシーでとても美味しかったです!暑い中作業をした後、現場で皆さんと味の濃いめのものを食べることってなんだか幸せですね。”皆で” っていうところが幸せ倍増ポイントです!
仕事が終わった後は、田村工業さんのモデルハウスへ招待していただき田村さんの奥様の手作り料理と高浪さんがとってきた蛤を皆さんで美味しくいただきました。美味しいものをいただきながらその日あったことの反省点と改善点をお話したり、めちゃくちゃ面白い話をしたりと次の日も仕事でしたが夜遅くまで盛り上がりました。
26歳の僕はその場では一番生きている時間が短く『アブドーラ・ザ・ブッチャー』や『戸塚ヨットスクール』というワードを全く知らず、「そんなことも知らんのか」と説教され、人生の経験値・知識不足をかなり反省しました(笑)。
現場での休憩中にも人生の経験値不足を感じた出来事がありました。隅の部分のシートを張るときに高浪さんはしわができないようにヘラを使っているということで、どのようにヘラを使っているのかを実物を見せながら教えてくれていたんです。
すると突然中澤さんがニヤニヤしてこのように言い始めます。
「高浪さん、このヘラの名前なんか卑猥じゃないですか笑。並び替えてみてくださいよ!」
すると高浪さんが
「ほんとだ、全部入ってるね笑。読む順番は1→3→4→2ですね!」
僕には人生経験豊富な大人たちの言っていることが理解できなかったです(笑)。「さとちゃん、そのうちわかるようになるよ。経験値を積んでいこ笑」
夕方になると外は暗くなる一方ですが、現場は高浪さんと中澤さんによるめちゃくちゃ面白く飽きることのないラジオT・N‐WAVEの生放送で一日中とても明るかったです!
今回お手伝いに行かせていただき仕事内容は断熱施工だけでしたが、自分なりに色々なことを吸収できたような気がします。
「仲間が困っていたら助けに行け!」と師匠からの教えがあります!その教えを胸に、仲間同士で助け合いながらお互いのレベルアップに励んでいきたいです!そしてもっと多くのいろいろな経験をして先輩たちが盛り上がる『ブッチャー』などの話に「もちろん知ってます!」と堂々と入って行けるようにしたいです。
ブログを読んでくださりありがとうございます!
松島聖士