305月

見学会！

　　呼吸を忘れて酸欠気味！

　こんばんは。前橋市の粕川町にある粕川バッティングセンターの150㌔は、絶対150㌔出てないと確信を持って言える聖士です。

　小学生の頃によく行っていたバッティングセンターに父と妹と久しぶりに行ってみました。たまに草野球もやっているのでバッティングは久しぶりではありません。球の遅い打席だと80㌔があり、速い打席だと最速で150㌔がありました。こんな田舎のバッティングセンターで、150㌔なんていうスピードボールがあるところはなかなかないですので、この表示を見た瞬間興味を持ったんです。

　しかし最初から150㌔に挑戦する勇気は僕にはありませんので、1打席目は一番タイミングが取りやすい120㌔で準備運動です。とはいっても一年に数回しか野球をやりませんので、まぁ～打てません(笑)。気持ちよくカキンカキン打てるなら周りの人に見られてても恥ずかしくないので、120㌔でずっと打ち続ける選択肢もあったのですが、どうせどのスピードでも打てないので記念に150㌔に挑戦してみることにしました。

　150㌔なんて言ったらプロ野球並みのスピードなので、絶対当たるはずがないと思いながらの1打席です。

第一球「ウィー―ン、バコン(マシンの音)。シュッーーー」「カキン」

　「え！当たるじゃん！いやいや、絶対150㌔も出てないよ(笑)。」

　マシンの音が凄いだけで速くありませんでした。だまされた～って感じでしたが良い運動になったし楽しかったので良しとしましょう！粕川バッティングセンターのマシンは老朽化でいつ壊れるかわからないので、行くときはマシンが無理をしていて可哀想なのでスピードボールには挑戦してあげないようにしてくださいね！

　見学会へ！

　今日は茨城県へ行ってcurationerの木製サッシと玄関ドアが付いた建物を二件見学させていただきました。松島匠建では、curationerの木製サッシは採用したことはありませんが、自分自身とても興味があり、製作している長野県にある株式会社山崎屋木工製作所さんの、商品に対しての想いと考え方に惹かれています。

　その商品が実際の建物に付くとどんな納まりでどんな雰囲気になるのか見てみたいということもあり今回参加させていただきました。ベースポイント株式会社さんの物件は、外はあいにくの雨でしたが外壁の焼杉と存在感のある木製窓の外観がめちゃくちゃ映えていてかっこよかったです。

　室内では設計士さんや大工さんたちが細かなところから大きなところまで見ながら「あれはこうだね」「ここはどうなっているんだろう？」と会話をしているところを聞いて、たくさん勉強になりました。ただ、自分自身質問ができずに聞いてばかりになってしまっています。見るべきポイント、今後の参考にしたいポイントが以前に比べたら明確にはなってきましたが、やはり先輩たちが着目するポイントとはズレていることが多いんです。ズレてはいるけど、今の自分が知りたいところと先輩たちが知りたいところは違って当たり前だと思うようにして遠慮してはいけないなと感じました。

　それと同時に先輩たちの話を聞いて「こういうところを見るといいなだな！」と思い次から意識できるので、それらも参考にしながら自分が気になったところをどんどん質問できるようにしていきたいです。

　ベースポイントさんの物件を見学した後は丸萬建設さんの事務所併設のおそば屋さんに行ってお昼ご飯をいただいてきました。

　おそばもかき揚げも絶品でとても美味しかったです。それ以上に高性能な建物の中でこんなにおいしいお昼ご飯を食べることができることに感動しておりました。立派な柱や色々なところに無垢の木を使っているデザイン、更にはカウンター席の頭の上には温湿度計の付いたCO2濃度計が置いてあり、こんなお店は他にない！とテンションが上がっちゃいました！お客さんが何人もいて厨房では調理もしているのに室内のCO2濃度は1200ppm以下。おそばを食べながら「いったいどうなってるんだ？」とCO2のことを考えたのは初めてです(笑)。

　腰の掛けられる大きな木製サッシの腰窓もとても素敵だったし、植栽もきれいなファサードも洗練されており長く居たくなるし、長く見ていたい建物でした。おそば屋さんでこう感じるくらいですから、丸萬建設さんが造るこの性能とデザインが、自分たちが実際に住む家となると考えるだけで幸せに感じるだろうなと思いました。お客さんにそう思ってもらえるような建物を作ること、僕のこれからの課題です。