こんばんは!この時期の空は朝も夕方もきれいだなぁ~と、気が付くと空を見上げている聖士です。雨の日の空は薄暗いので面白くはありませんが、晴れの日はモクモクとした雲に夕焼けの赤が混ざるととても幻想的できれいです。
先週の日曜日は、少年野球をやっている小学6年生になった知り合いの子が、小学校最後の大会があるということで、母と桐生球場まで応援に行ってきました。
僕は、その子が赤ちゃんの頃から面倒を見ていたし、コロナ禍で野球の練習ができないときには一緒に練習をしたりと、ずっと成長を見てきた子なんです。
小学校低学年で野球を始めて、小学校4年生くらいの頃は塁間(二十数メートル)を投げるのがやっとで、打つ時もバットを振っているのではなくバットに振られされているような感じだったんです。しかし2年も経つとすごく成長をしていて(技術も体重も笑)、しかもチームのキャプテンまでやっていました!負けてしまいましたが、守備ではセカンドを守って、セカンドベースからキャッチャーのいるホームベースまでノーバウンドで送球して走ってきた三塁ランナーをアウトにする好送球を見せたり、バッティングでもヒットを打ったりとよく頑張っていました。
僕もたまぁに草野球をやるのですが、めちゃくちゃ下手っぴなので、今まではその子に教えてきたのですが、もうすぐ立場が逆転して教わる側になりそうな気がしています(笑)。
今週は、新築予定の物件のBELS取得に向けた申請書類の制作に取り掛かっていました。BELS(ベルス)という言葉はよく聞きますが、説明してと言われるとよくわかりません。ですので調べてみました。
BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System) 日本語訳すると『建物と住宅のエネルギー性能に関するラベリング制度』です。建物のエネルギー性能を第三者機関が評価する制度で星の数で評価されます。星1つから星5つまであり、星5つが最高評価となっています。
BELSの申請は今回が初めてです。評価機関に提出するために必要な書類が何かを知ることから始まります。建築確認申請や構造計算をやるために平面、立面、矩計、配置図などの図面は書いてありましたが、どんな設備を入れるか、どんな仕様でやるのかという細かなことが書いてある資料までは作っていなかったんです。
申請書の書き方やどの申請書を提出すればいいのかもわからず、時間はあるのに書類作りは全くと言っていいほど進まなかったので頭がおかしくなりそうでした。初めてなので取得できるまで訂正が何度もあると予想されます。そうなると時間もかかります。ですので訂正があるものだと思い、今日(5/31)の10時に資料を一度持っていくという約束を評価機関の方にしました。
一向に進まなかったのですが、康之さんに「1日は何時間ある?急がないと間に合わないよ。」と程よく煽ってもらったおかげで、僕が必要だと思った書類は一通り完成させて、今日持っていくことができました。
担当の方に一通り書類を見てもらったのですが、「書類は二部必要なんだけど。」と言われ、「店舗併用ならこの資料も必要になってきます。」と言われ、「ここの構成が分かる図面も欲しいです」と、訂正と追加書類がたくさんあることがわかりました。
康之さんには一度で受け取ってもらえると思わない方がいいよと言われていたし、僕も一度で受け取ってもらえると思っていませんでした。受け取ってもらえなかったから嫌な気持ちになったということではありません。一度行ってみたことで、「ここがこうなるよ。」ということを教えていただけたので書類作りが今までよりも進みそうだと思えました。しかし、たくさんあります、、、頭がおかしくなりそう、、、いや、弱音を吐いている暇はないです!とりあえずやってみるしかありません!
BELS申請の書類作りと並行してその物件の白模型の製作もやっています。
大学の時は、2.3年時に計6個、4年時は卒業制作をやっている友達の手伝いで模型作りはしていました。しかし細かい作業が苦手だったので模型作りはめちゃくちゃ嫌いでした。
建築学科とは違う学科の友達が「聖士、今度模型作るとき手伝いたい!」と言ってくれていたので、一度3人くらいの他学科の友達に手伝ってもらったことがありました。これは模型作りが嫌いな僕にとってはめちゃくちゃありがたいことだったし、友達からしても楽しそうだからやってみたいということでお互いにとって良いことだと僕は思っていました。
しかし、建築学科の友達に、他学科の人に模型作り手伝ってもらったという話をすると「お前ヤバいだろ(笑)。自分でやれよ(笑)。」と笑われたんです。で、このことを卒業するまでいじられました(笑)。
角はきれいに見えるように面取りという一手間を加えて模型を作るのが建築学生、さらには建築を仕事にしている人なら当たり前にやっている作業です。『建築模型 面取り』と検索すると、『模型作りの基礎』という言葉が出てくるほどです。
僕は細かい作業が苦手なので接合部などの納まりなどは気にせず、とりあえず接着剤でくっつけて形になればいいやという精神でやっていました。なので、僕は面取りという一手間を省いていたんです。そして完成した僕の模型をある友達が見てこう言いました。「聖士、面取りしてないのやばくない(笑)。」このことも卒業するまでいじられました(笑)。友達の卒業制作の手伝いをしている僕を見て、いつもいじってくる友達が「聖士にやらせて大丈夫なん?(笑)」。ず~っといじられ続けました(笑)。
以上の僕の大学時代のエピソードからわかる通り、模型作りはできるならやりたくなかったんです。バカにされるからということではなく、小さな部品を切って貼り付けてというチマチマした細かな作業の繰り返しが嫌いだったんです。
しかし、久しぶりにやってみると楽しくて仕方がありません。なんでこんな心境の変化があるんだろう?と考えてみるといくつか理由が出てきました。
・実際に建つ建物で、お客様にとって家の様子をイメージできる最強のものになるから!
・今までたくさんの模型を見てきたり作ってきたおかげで作り方がわかっているから!
・オリジナリティのある模型を作りたいと思えたから!
・お客様の喜んだ顔が想像できたから!
このような気持ちで取り組めています。模型を作っているのは現場作業が終わって、家に帰ってきてからの夕方から夜にかけてです。昼間は他のことをやって、模型は夜作っているという方がもしかしたら多いのかもしれません。疲れている中やりたくない作業をやるほど憂鬱だなと感じる時間は他にありません。今までの僕ならかなり憂鬱に感じていたと思います。しかし、今は楽しいです!
見てくださいこれ!あの聖士が面を取ってますよ!基礎中の基礎なのにこんなことで嬉しくなって写真を撮っちゃいました!
現段階はまだこれしかできていません。提出期限は今週の日曜日いっぱいです。外構も含めた完成イメージはできています。期限があるからやる気も出ます!
さて、どんな感じになるかな?やるべきことはたくさんあるけど楽しみながら頑張ります!
ブログを読んでいただきありがとうございます。
修行が終わるまで残り1ヵ月の松島聖士