基本に立ち返る！

　　駅の天然温泉！大自然！

　こんばんは。約１カ月前にリニューアルオープンをした水沼駅の中にある温泉施設『水沼の湯』に行って、温泉と自然を感じてきた聖士です。

　駅の中に温泉がある施設は、全国的にも珍しいと思うのでテレビでもたまに出てくる場所です。ですので、知ってる人は知っている比較的有名な施設ですが、経営などが難しいということで一度閉店してしまったので、「利用者も比較的いそうだったけどやっぱり続けていくって難しいことなんだな」と感じていました。

　そんななか、この凄い施設と自然豊かなこの環境を活用して水沼駅周辺を活性化させようと、銀だこで有名なホットランドという会社が駅の中の温泉施設をリニューアルして再開させたんです。ホットランドの社長さんは桐生のかたで、この水沼駅も桐生にあります。地元を盛り上げようと色々挑戦していることが凄いと思うし、地元愛もとても感じられます。

　露天風呂からの自然の眺めと解放感がとても良かったです！人混みに疲れた方は是非自然の中の温泉施設で一息ついてみてはいかがですか？

　理念とは！

　月曜日の夜は、工務店の先輩方といつもお世話になっている流通店の先輩方とあっという間の濃厚な5時間を過ごしてきました。僕のようなまだまだ建築や人間関係の形成などの経験値の少ないものに、大きな背中をずっと見せてくれて言葉と行動で「こうやっていくんだぞ！」というように先頭に立って引っ張ってくれる先輩が、この日の最初、様子が少しおかしかったんです。

「最近全然疲れが取れなくて、、、あと責任という重圧が凄いんです、、、」というようなお話をされていて、いつもと違う様子に少し驚きました。「自分が信じた道をひたすら突っ走ってきた人でもこんな風に思う時があるんだ」と思い、自分のこの先がとても不安になってしまったんです。

　しかし、最初は不安を感じましたが、色々なお話を聞いていくうちに不安から希望、そしてやるしかないという前向きな気持ちに変化していきました。今回は『理念について』語り合う5時間となりました。自社のブランドを確立するために、入社1年目にブランディング道場という工務店や設計事務所の方向けの勉強会に参加した時に、初めて『理念』について深く考えました。

　大きな会社でも小さな会社でも企業理念というものが存在していて目にすることはありますが、仕事を始めるまではただの言葉でしかありませんでした。そんな状態でしたので、いざ自社の理念を考えようとしたところで何も言葉が浮かんできません。「理念なんてそんな大切なことじゃないでしょ」とまで思ったこともあります。

　しかし、多くの先輩方が「何かに悩んだら理念に立ち返ってみる。そうするとやるべき方向がはっきりしてくるんです。」と言っていました。僕がこの先どうしていきたいか、どういう考えでやっていきたいか、何をするべきかを考えるといくつか「こういう自分・会社でありたい！」というのはあるのですが、それを自分の言葉で伝わるように説明することがまだできないんです。

　それを言葉にして、その理念の通りに仕事に取り組んでいる多くの先輩方、社員の方にもその会社の理念を浸透させ同じ想いを持って仕事に取り組んでいる多くの先輩方は改めて凄いんだなと感じました。理念は原点。悩んだら立ち返る場所。原点を軸にブレない芯を作り出す。点から線へ、線から面へとどんどん大きく発展していくように最初に動かない大きな点を作るかがとても大切になってくるなと感じました。

　今回も大変貴重なお話をありがとうございました。まだ本気になれていないことも改めて感じた時間でしたので、やりたいことをやるためにひたすら行動に移してみたり、悔いの残らないように仕事に取り組んでみます。

　山を守ること！

　やりたいこと・こうありたいということはあります。そのうちの一つが、一昔前までは考えられなかったこの異常ともいえる自然環境を少しでも改善したいということです。もうひとつは地域活性化・地域貢献のために地産地消に取り組むということです。想いや価値を受け継いでいくということも大切にしたいとも考えています。

　そんな3つの想いを、想いだけでなく行動に移すために、先日地元の山の活動に参加してきました。100本の杉を植樹して、鹿の食害から守るために保護ネットを設置しました。

　伐採をして酸素を供給してくれる植物を減らすだけでなく、自分たちの手で植樹をして地元の山を守っていく。この植えた木は自分たちが生きているうちに自分たちの役になることはありませんが、将来の子供たちや地元に大きな価値として残っていきます。すぐ目の前の目的に捉われることなく、木と同じく長い年月の中の価値を見出していければと感じています。

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱　松島聖士