こんばんは!何回やってもなかなかスイカをつくることができない聖士です。
今世の中で大流行中のスイカゲームを、中澤家の子供たちのNintendo Switchを借りて僕も時々やらせてもらうのですが、スイカの一歩手前のメロンまでは作れるもののスイカはまだ一度も作れていません。愛弓さんはスイカを作ることに成功したらしく先を越されて悔しさでいっぱいです(笑)。しかし康之さんは僕と同じくメロンまでらしいので康之さんには負けないように頑張ります!
先週、高校時代の友人とご飯に行く機会がありました。その友人とは高校を卒業してからはSNS上でたまに連絡を取り合う程度で直接会うのは7年ぶりくらいです。今までは二人きりでどこかに行くような関係性ではなかったのですが、SNSで彼がすごく悩んでそうな投稿をしていたので心配になりご飯に誘ってみたんです。
こんなことを言うのは失礼ですが、彼は少し変な子です。多くの人がちょっとあの子変わってるねと思ってしまうような人です。挙動不審な面もあり、いつもニヤニヤしているのでそう思われてしまうんです。
僕が彼のことを知ったのは中学生の時です。みどり市内の別の中学校に通っていたので、市内で開催される中学校対抗の駅伝大会などで見かけました。知らない人が何百人といる中で初めて彼を見たのですが、その時すごく印象に残りました。言ってしまうと「こいつやばいな、、」という印象です。
そして高校に上がると僕も彼も同じ高校に進学しておりたまたま一年生の時同じクラスでした。クラスは一年間だけ同じ、教室では座席は少し離れている、部活は違うという感じだったので会えば少し話す、そのような関係性でした。
そこまで関係は深くないにしろ友人です。悩みは誰にでもありますが、彼は悩みをSNSでよく投稿しています。普段はスルーをしてメッセージを送るようなことはしなかったのですが、この前はいつも以上に辛そうな感じに僕は受け取りました。その時僕は感じたんです。彼には悩みを聞いてくれる人が近くにいないのかもしれないと。そうではなかったとしてもゆっくり話をするだけで少し彼の助けになるのかなと思ったので一言だけメッセージを送ってみたんです。「ご飯行こうな」と。
こんな返信がきました。「ありがとうな。で、さとしさんはいつが空いてる?」
日曜日に一日予定をあけて彼とご飯に行ってゆっくりとお話をしてきました。僕は自分自身にミッションを与えました。
・彼の悩みを否定せずに最後まで聞く。
・強制するようなアドバイスはしない。自分自身の考えを押し付けない。
誰かと話をするだけで気持ちが落ち着くことはよくあることですので聞く側に徹することを心掛けました。ご飯を食べているときに悩みを聞き出すことに成功し、お店を出た後ボソっとこんなことを彼は言いました。
「やっぱ気の知れた友達と話をしている時が楽しいわ。」
この言葉が出るまで僕はアドバイスはしていません。反応したりは少し深く掘り下げることはしましたが、話を聞くことに集中したんです。話を聞いていただけなのにそのような言葉を口にしていたので僕は嬉しくなりました。
ミッションの一つである否定せず話を最後まで聞くということは概ねクリアしました。自分の考えを押し付けないということも意識しましたが、話を色々と聞いていくうちに彼にはこんなことをした方が良いのではないかという考えが浮かんでしまい、最後の方は良い気になってアドバイスをいくつかしてしまったんです。
彼と話をしたことで僕の課題も見えました。
僕は話をするのがとても苦手です。内容があっち行ったりこっち行ったりしてしまいまとまりのない話になってしまうんです。話し上手になりたいと思うのですが、なるには日頃から訓練がもっと必要です。話が上手な人の真似をすることも必要です。
話がうまくないので聞き上手になろうと思うことがよくあります。ただ話を聞いているだけが聞き上手な人ではないのでこれに関しても日頃から訓練が必要になると思います。
そして今後家づくりをしていくにあたって、お客様との打ち合わせの場に行く機会が増えていくと思います。
僕の家づくりをお客様に伝える(話す)ことも重要ですがお客様の悩みを聞くこともとても大切なことだと思います。この前お話をした友人から悩みを聞き出すことはできましたが、そこにたどり着くには大変でした。「話聞くから今の悩みを話してごらん」と話を振るとすごく上から目線になってしまうので、自然な流れで聞くことが大切だと感じました。自然な流れの方がナチュラルな思いを表現できるんですよね。
今回の失敗はしないと決めていたアドバイスをしてしまったことです。今の彼には僕からのアドバイスは全く必要ありません。しかし誰に対してもアドバイスをしないということではなく、仕事では家づくりのプロ(今はまだプロではないです)として悩んでいるお客様にアドバイスをしなければいけないと思います。
話し上手にも聞き上手にもなりたいですが、二兎追うものは一兎も得ずということわざがあるように欲をかいてもいいことはありません。聞き手側になる方が今は得意だと感じているので聞き上手になることをまずは目標にしたいです。参考になる人は僕の周りにたくさんいるので真似をして、話をしている相手と状況に合わせて臨機応変に対応できたらと思っております。
今回、彼に力になろうと思い行動したことがたまたま僕の為にもなりました。見返りを求めてしまう自分がいますが、それをしてしまうと目的がずれてしまいます。見返りを求めるという考え方は頭から排除して人の役に立つことをメインの考えにしたいです。たくさんの人と話をして色々な経験を積み、話す・聞くのコミュニケーション力を向上させ今後の仕事にもプライベートにも役にたてたいと思います!
ブログを読んでくださりありがとうございます!
松島聖士