自然素材系の家づくりには「高気密」という言葉は嫌われがちです。
しかし、高断熱を進めていくと壁や窓からの熱損失は少なくなりますが、
高気密化していない住宅では、換気による熱損失の割合が大きくなります。
だから高断熱と高気密は一体として考えなければなりません。
熱損失係数(Q値)1.8W/㎡K の断熱性能の多々良の家にて、
気密測定を実施しました。
北西の季節風が時折強く吹く日であり、安定した計測値が
測り難い中、4回ほど計測実施した結果
隙間相当面積(C値)0.6c㎡/㎡ でした。
これは、1㎡の床面積の中 0.6c㎡の隙間があるとういことです。
断熱性を数値的に表したものがQ値で、
気密性を数値的に表したものがC値であります。
Q値(1.8)、C値(0.6)共にハイレベルとなり、
数値的にも高性能の住まいとなりました。