嗅覚がまだ完全に戻らず、匂いフェチな僕にとって良い匂いを嗅ぐことができないことが辛く感じてきている聖士です。
良い匂いもわからないですが、仕事中に自分が汗臭いのかもわからないので周りの人に迷惑かけていないかと心配にもなります。早く戻ってくれることを祈るしかありませんね。
金木犀の香りがするまでに嗅覚が戻ってほしいです。
先日、仕事の先輩方と伊勢崎で集まりがあったので行って来ました。この会は数か月に一度ですが定期的に開催されます。最初は僕という存在を知ってもらうことと、繋がりを広げることが僕の中のメインテーマと決めて参加していました。挨拶をして名刺交換をして会話をすれば第一段階はクリアとなります。
初めて参加する前はそのような軽い気持ちでいましたが、会が始まり色々なお話を聞いていると先輩方のお話が凄すぎて超真剣に聞いている自分がいました。これまで色々な経験してきて良かったこと、逆に失敗してしまったこと、これからの課題、ブランディングについて、などなど。
仕事を始めて約二年半が経過して、色々な体験はさせていただいております。しかし先輩方は僕の何十倍もさらには何百倍も仕事をやっており経験値は比べ物になりません。現場での体験、お客様との体験、ひとりぼっちでの体験と様々です。
それらの体験や学んだ事などを、まだ何も知らない僕にも教えてくれるんです。多くの人ならプライドというものが無駄に邪魔をして、わざわざ恥をさらすことになる失敗談は話さず、武勇伝だけを語りたくなると思います。僕は後輩の前ではかっこつけたいので「俺ってこんなことしたんだぜ!すごくない!」という話ばかりしたくなってしまいます(笑)。
この会に参加したのは今回で三回目でしたが、毎回新たな知識や考え方を学ぶことができます。新たな知識というのはこういう施工をしたら気密が良くなるといったことやこの材料をこうやって使えば性能が良くなって快適な家になるといった家づくりの知識ではありません。家づくりをする以前の重要なことで、「この話って建築に関係があるの?」と思うようなお話でも、考えれば考えるほど家づくりに繋がってくるんです。先輩方が本当に伝えたいことに辿り着けなかったとしても、自分なりに解釈することで大切な学びとなります。
今回も多くのことを学ぶことができ、今後やらなければいけないなと特に思ったことが『記録を残すこと』です。僕は昔からノートなどに授業の内容をまとめることや講演会の内容をまとめることが苦手で、高校生の時くらいから記録を残しておくことに注力をしなくなりました。理想としては授業中はメモを取り、後で色やイラストなどを使ってわかりやすい段落構成にしたり、余白をうまく使ったりして誰が見てもきれいなノートを作りたかったんです。
しかしいくらやってもきれいには作れず、最終的にはノートに記録しておくこともやらなくなりました。ノートを取っても見直すことなんてないから取らなくてもいいかとも思っていました。
これではいけません。振り返りをすることが必要です。振り返りをしたくても情報が残っていなくてはできません。人間は物事を忘れてしまう生き物なので頭の中だけで記録しているだけでは振り返りをしたときにほとんどのことが忘れています。今、高校生の頃にあった講演会の内容を振り返ってみてと言われても記録がどこにも残っていないので何も思い出すことができません。内容どころかどんな人がいつ講演会をやったかさえもです。
今の時代、スマートフォンにメモ機能なども付いているのでいつでも簡単に記録を残すことができます。スマホを無くしたり、間違って消さない限りずっと残っています。ですので気が付いたことは少しでも記録をし、いつでも振り返りができるようにしておきたいと思います。
今、僕は建築士試験の勉強をしており講師の先生から『ノートに』記録を残して毎回の課題で学んだ事を蓄積させることをおススメされました。
今までは一枚のエスキス用紙にまとめて次の講義がある日に先生に提出をし、返却されたら今までの課題を自分の部屋の片隅にまとめて置き今後一切見ない状態となっておりました。これではただやっているだけになってしまい力になりません。なのでエスキス用紙にまとめるのではなくノートにまとめ蓄積されていく状態を毎回確認することで達成感も生まれるし振り返りもしやすくなります。
今週はいいタイミングで色々な方から記録を残し振り返りを行うことの大切さを学んだ一週間となりました!一日の仕事が終わった後も一言ですがスマホのカレンダーアプリにその日やったことと感じたことを記録することを始めたばかりでもあります。まだ毎日はできていませんが記録をすることをこれから継続させていきたいです!このブログも一週間で感じたことの大切なアウトプットの場になっています。自分が思ったことを飾らずにありのままを表現できたらいいなと思っています!振り返りは明日かもしれないし何十年後かもしれません。過去の自分はこんなことを感じたり経験していたのかと素直に反省し成長につなげていきたいです!
ブログを読んでくださりありがとうございます!
松島聖士