松島匠建代表 松島克幸です。
連休休みを利用して、続けてのブログ投稿となります。
中国武漢に始まり、世界的に感染が拡大した新型コロナウィルスは世界で25万人を超える死者となり、世界各地で医療崩壊を引き起こすと共に、多くの都市を封鎖に追い込みました。そのおかげで、中国やインド、そしてアメリカ北東部でも澄んだ空が戻り、インドからは30年ぶりにヒマラヤ山脈が見えたというニュースもありました。
これを機に、人類は汚染物質の排出を恒久的に削減し、地球温暖化を阻止すべきだという声が上がり始めていますが、今回このコロナウィルスは人類にそんな示唆を与えてくれたと考え、コロナ後の地球をまた大気汚染まみれに戻してはいけない!と考えねばならないと思います。
何よりも経済最優先で突っ走て来た近代でしたが、「経済よりも命が優先!」と今回世界経済が大きくストップしましたが、温暖化問題はコロナウィルス以上に人類の危機であり、それより前に人類によって消滅させられた命は計り知れないはずです。
人類一人一人が「ストップ温暖化!」を考える必要はありますが、今回のコロナ禍で世界の経済がほんの短期間で止まったのは、各国リーダーの強い意志によってであったので、コロナ以上に「命の危機」であると各国のリーダーが認識すれば、温暖化の抑制も不可能なことではないと感じました。
奥に袈裟丸山、そして麓の新緑と「やしおツツジ」。
冷暖房機器を各部屋ごとに設けて空調する「個別空調」とは違い、1台の空調機器で家中を冷暖房するのが「全館空調システム」であって、部屋間の温度差が生じず、快適でヒートショックなどの心配が少ないという大きなメリットがあります。
快適である分、イニシャルコスト(初期設備費用)は200~300万円とどこのメーカーも高額になるようですが、ランニングコストが低く快適性が高ければ、高いお金を払うだけの価値もあるかもしれません。
ランニングコストが安くなるかどうかについては、設備の性能や設置の計画によって差は生じ、何よりも建物の断熱・気密性能によって、大きな差が出てきますので、いくら良いシステムを導入しても断熱・気密の低い家では、高い光熱費となってしまいます。
各メーカー、工務店が建てる住宅の断熱と気密の性能を知るには、
1. 外皮平均熱貫流率=UA値(断熱性能)
2. 相当隙間面積=C値(気密性能)
を調べることです。
ちなみに各数値の最低基準(兵庫の松尾設計室発信では)は UA値=0.46以下(0.38)、C値=1.0(0.6)以下で、カッコ内の数字は私どものスタンダードの数値です。
また、システムの故障や停電時には家全体の冷暖房が止まってしまうので、建物の断熱気密の基本性能は高い水準が良いのは尚更です。
全館空調システムのメリットとデメリットを簡単にお伝えしましたが、他に考えておかねばならぬ大切なことは、将来的な故障や交換などに発生するメンテナンス費用です。
エアコンは大体12~3年で壊れてしいますが、一般的な壁掛けエアコンであれば、電気設備屋さんを頼んで10万円前後で交換できます。しかし高性能設備のエアコン交換となれば、機器の高い値段の他、交換工事も壁掛けエアコンの交換のように簡単ではなく、場合によっては初期の設備費用以上の高額になる可能性もありますので、設備設置前にその点もしっかり確認しておいた方が良いです。
最後に手前味噌になりますが私ども松島匠建では、イニシャルコスト、ラニングコスト、アフター(メンテナンス)コストの3要素すべて熟慮し、安価な初期設備費用で低燃費で快適、そして将来のメンテナンスや交換の費用が高くならない設備計画を施しています。
そんな設備計画もパッシブデザインの一つでもあります。
ダクトを使わず、家中快適な空間となるような間取りやしつらえを!
夏は2階吹き抜けのエアコン1台、冬は1階のエアコン、又は床下エアコン1台で家中が冷暖房でき、高価なエアコン設備は使いません。
床下エアコン本体も10万円前後で、修理交換は簡単にできます。
温暖化による気象異常が年々増加する時代ですが、地域循環の材料と職人で、省エネで暮らせる住まいが、家づくりには必須となってきます!
大間々の家は壁掛けエアコン各階1台ずつです。完成まであと1ケ月程ですが、引渡し前のご見学歓迎していますので、お問い合わせ下さい。
夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!