こんにちは、松島克幸です。
日本のプロ野球も開幕して1週間が経過しましたね。
セパ両リーグの本命は打力が上回る「ヤクルトスワローズ」と「ソフトバンクホークス」で、両チームとも良いスタートとなっています。 パリーグソフトバンクの優勢は飛び抜けていますが、セリーグは対抗の読売ジャイアンツの頑張り次第で盛り上がるものかと思います。 わたし個人的には、4番野村を始めとした日本ハムファイターズの若手の頑張りを応援しています。
毎朝わたしは、自分で入れた一杯の濃い日本茶を飲むのが朝の日課となっています。
そんな日本茶を入れる急須が壊れ、先々月に買い求めたのが下の写真の急須です。 どんな急須でお茶を入れても、お茶の味に変わりは無いものかと思いますが、売っている数ある急須の中でも気に入ったのが写真のものでした。
良い!と目を付けただけにお値段は一番高かったのですが、思い切って購入しましたところ、朝のお茶入れ一つが充実したものとなり、お気に入りと共にする生活の大切さを実感しています。
昨年完成しました北橘の家のお施主様は、そんなお気に入りの調度品と自然素材の住空間に囲まれ、充実した毎日を過ごしているものと思います。
すっかり暖かさも増し、結露の心配のない季節となりましたが、結露は冬だけのものではなく、また室内のガラスや壁だけのものではないので、今回はそんな結露について考えてみます。
冬の窓ガラスに水滴がつく、或いは冷蔵庫から出したビールの瓶に水滴がつく(結露する)のは、空気が冷やされて「露点」に達したからです。
いわゆるそれは「温度差」によるもので、 窓ガラスの場合は「寒い外(ガラス)」と「暖かい部屋」、ビール瓶の場合は、「冷たいビール(瓶)」と「部屋の温度」のように、温度の差がポイントになり、暖かい空気が冷やされると水滴が発生し、それが結露であり、結露の発生する温度が「露点」です。
また、なぜ空気が冷やされると水滴になるかと言えば、空気中には水蒸気が含まれていて、その空気中の水蒸気が冷やされて水滴となるからです。
そして空気中に含まれる水蒸気の量には限界があって、空気に含むことのできる水蒸気の最大量を「飽和水蒸気量」と言い、その量は温度によって違い、温度が低いほど飽和水蒸気量は少ないのです。
また、空気中の飽和水蒸気量が最大のときが「湿度100%」であり、一定の水蒸気量で空気が冷やされていくと「湿度100%(露点)」となり、更に空気が冷やされると100%を超えた分の水蒸気が水滴(結露)となるわけです。
露点と飽和水蒸気量については中二の理科の授業にて、詳しくはYouTubeにて→飽和水蒸気量曲線と露点
樹脂窓や木製窓は結露し難い窓ではありますが、結露の発生がゼロではありません。
また、ペアガラスもその種類は一種類ではなく、空気層の厚みや空気層が真空、或いはアルゴンガス入りであったりした場合で、結露の発生状況は変わり、樹脂サッシのフレームよりも一般的なペアガラスの方が結露はし易いです。
わたしども松島匠建では樹脂サッシがスタンダードとなっていて、室内外の温度差が20℃以内であれば、結露は起こりにくいのですが、湿度が高いと空気中の水蒸気量が多いために「露点」が高くなり、冬場の湿度が高め推移の私どもが建てたお住まいでは、樹脂サッシだけれど結露しましたというお客様の話は時々あります。
この点については、湿度を低くすれば結露起こり難くはなりますが、健康のためには冬場の室内湿度40%~50%を保ちたいので、湿度高めのほうを優先した方が良いと思っています。
また、寝室などは室温湿度共に他の部屋より高めなため、結露が発生し易いお部屋でもあり、部屋の違いによっても結露の発生具合は変わるものです。
また、窓には引き違い、すべり出し、FIX、ドレーキップなどの窓種がありますが、窓種によっても結露の起こり難さの違いは多少あり、FIX窓は構造が複雑でないために最も結露の起こり難い窓種かと思います。
結露の発生は室内の窓辺だけではなく、目に見えないところの壁の内部でも発生し、柱や土台を腐らせたり、繊維系の断熱材にダメージを与えたりして、住宅の性能に悪影響を及ぼす怖いものです。
その発生のメカニズムに関しては、旭化成建材のホームページより下記に説明画像貼り付けましたのでご覧頂き、内部結露を防止するには、断熱材や気密シートなどを含めた壁や屋根面の材料構成が重要となり、弊社スタンダードの付加断熱(外張り断熱+充填断熱」は、内部結露防止の大きな一つでもあります。
↑ 旭化成建材のホームページより「柱や土台を腐られる内部結露」
合板のフローリングやビニールクロスの壁天井が普通の家である今ですが、本当は無垢の床板・天井や珪藻土の塗り壁が当たり前であるべきで、そんな住まいが人の身体にもこころにも良く、幸せな住まいの第一歩となります。
最後まで当ブログをお読みになった頂きありがとうございます。
新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。
今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。
私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。
快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。
気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。
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家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!