こんばんは!最近、お見積りや倉庫の棚卸で数字ばかり相手にすることが多く、頭がイカれてしまいそうになっている聖士です。
お見積りに関しては、色々なモノの値段や算出方法を今の時点で知っておかなければいけませんが、ずっと逃げてきていたので知らないことが多くとても苦労しました。普段からビス1箱、合板1枚、産廃処分費など大きなモノから小さなモノまで値段を気にするようにして、数字と友達になれるようやっていきたいと思います。
先週は久しぶりに体調を崩してしまったので金曜日の午後から仕事を休ませていただき、体力回復に努めました。喉の強い痛みから始まった今回の体調不良ですが、同じような症状が去年の2月から7月くらいまで月に一度くらいで来ていたんです。去年は熱が出ることはほとんどなかったのですが、今回は倦怠感に襲われ熱が出てしまったんです。同時に3日間ほど脈打つような頭痛が続きました。
頭が痛すぎて起きてることが辛いので寝ようとするのですが、眠りについても頭痛と鼻水で起きてしまい辛い数日を過ごしていました。こんなにも頭が痛かったのは、小学生のころにかかった新型インフルエンザ以来だったので、もしかしたらインフルエンザかもしれないと思っていたんです。しかし、インフルエンザの方との接触はなかったので違うと信じながら熱が下がるのを待っていました。
休みが明けた今週の月曜日、熱は下がったのですが、体がフワフワしており変な感じだったので薬をもらいに中澤家の皆さんが行きつけの病院へ行ってきました。受付で保険証と診察券を出すと、受付のお姉さんが
「こんにちは、今日はどのような症状ですか?問診票を書いて車でお待ちください。順番が来ましたら携帯の方に連絡しますね。」
と優しい声と話し方で伝えてくれます。車で待つこと数分後、
「○○内科の看護師ですが検査をするので裏口の方から入ってきてください。」
と、受付のお姉さんとは対照的に淡々とした口調の看護師さんから電話がかかってきます。裏口から入っていくと保護服を着た看護師さんに、コロナとインフルエンザの検査のための長い綿棒みたいなやつを両方の鼻に突っ込まれて、血液検査のため血を抜かれました。あの鼻の奥に突っ込むやつめーーっちゃ嫌いなんです。情けない話ですが小4の頃あれで大泣きしたんです(笑)。今でも痛すぎて泣いてしまいます。その検査が嫌なので看護師さんが優しかろうと冷たかろうとその時は関係ありません。
また車に戻り検査結果を待つこと約15分。違う看護師さんから「診察しますので中にお入りください。」と明るい声で電話がかかってきます。中に入るとニコニコしながら「松島さんこちらへどうぞ」とその看護師さんが案内してくれたんです。こういう看護師さんだとすごく安心しますよね。
そして案内された診察室へ入ると80歳、いや90歳?近い白髪の先生がいて「こんにちは、お座りください。松島さんねぇ、コロナとインフルは陰性でしたよ。去年の7月に来た時と症状が似ているよね?それのぶり返しなんじゃないかな。あ、これ、血液検査の結果ね。このCRPっていうやつの数値見て。0.4以下が正常値なんだけど、松島さんは5.3。白血球の数値もかなり高いね。」と説明を受けました。
そんな年齢なのに現役バリバリでハキハキと話す先生にも驚きましたが、0.4以下が正常のところ、5.3だったという数値にも驚き「やばい、俺死ぬんかな」と思いました。しかし、前回受診したときに、貰った抗生剤を飲んだら良くなった記憶があるので、またその抗生剤を出してくれるということで安心したんです。ですが、鼻詰まりと頭痛が気がかりでした。
前回受診した時、先生から「もしかしたら鼻の奥に膿が溜まってそれが原因で体調を崩している可能性もあるから一度耳鼻科で見てもらってもいいと思いますよ。」というお話もあったんです。病院はどんな検査をされるのか怖いので好きではないし、さらに初めて行く病院、ましてあまり行くことのない耳鼻科へ行くのはとても勇気が必要です。康之さんや大工の原田さん、建具屋さんの中澤トモさんにおススメの耳鼻科を聞きましたが、ないということでした。
なので、康之さんが昔行ったことがあるという耳鼻科に行くことにしたのですが、初めて行くには勇気が必要なので下調べが必要になってきます。その医院のホームページチェック、結構リアルな患者さんたちの感想がわかるGoogleマップに載っている口コミ。そこにはこのようなことが書いてありました。
「『星一つ。』受付の人が高圧的な態度なので怖い。」
「『星一つ』。先生の声が小さくて聞き取れない。」
僕のように何も知らずに行こうとする人は、最初はこの口コミだけで良い病院かそうでないのかを判断してしまいます。評価低いなぁ~と思いましたが、他の耳鼻科が近くになかったし、一年ほど前の口コミだったので様子が変わっている可能性もあると期待を込めて行ってみました。しかし、期待も虚しく口コミのまんまだったんです。
「あぁー、高圧的な受付の人はこの人ね。」「先生声ちっちゃーい。声小さいのに先生と診察の椅子が離れすぎでしょ。」
世の中では、ある一人の一時の態度のせいでその会社(今回の場合だと病院)の評価が下がって、もうあそこには行かない、付き合わないという判断をしてしまいます。内科へ行ったときに診察室に案内してくれた優しい口調のニコニコな看護師さんと、耳鼻科の高圧的な事務の人を比べてしまうと、断然最初の看護師さんの印象の方が良いので、あそこの病院はまた行こうと思えます。逆にそこの耳鼻科は事務の方が怖いのでもう行きたくないと思ってしまいます。
そして、インターネットが通じている今の時代は、皆さんも感じたことがあると思いますが、口コミなどで良い噂も悪い噂もあっという間に拡散されてしまいます。そして、「あそこの評判は良くないって聞くから違うところに行こう。」となり、患者さんやお客様が来なくなります。
これは工務店の僕も危機感を持たなければいけません。あの工務店の従業員態度悪いからあそこには頼まない方が良いよという噂が広まってしまうと、世の中の信用度・信頼度が低くなり仕事は頼まれなくなります。だからといって笑顔を振りまいて皆に良い顔をするということは違うと思うんです。
ナチュラルな態度でお客様・協力業者の方々と接しお客様の良い暮らしを思い全力で取り組む。人は皆違うので、もちろん合う合わないはありますが、寄り添いはとても重要なことだと僕は思います。仕事をただこなしている人と相手に寄り添って取り組んでいる人、その考え方・取り組み方の違いが大きな印象の違いを生み出していると、今回の体調不良から学びました。学べることはどこにでも転がっているんですね!
今週はたくさん寝たので体力は徐々に回復傾向です。先週末仕事ができなかった分、今週来週で取り返せるようまた明日から気合を入れて頑張ります!
ブログを読んでいただきありがとうございます。
修行中の松島聖士