こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
快適で省エネな住まいをつくるには断熱と気密を高めることが
重要であり、熱の出入りが一番大きいのは「窓」であると、お伝えしてきました。
そして、日本の窓の断熱水準は決して高くないと言うこともです。
そこで日本の窓の変化(進化)を大きく見てみると、
隙間風がビュービューの「木製のガラス窓ガラス戸」
↓
ある程度の気密が保たれた「アルミサッシ」
↓
ガラスを二重にした「ペアガラス窓」
と、アルミサッシもペアガラスも出経ては画期的であったけれど、
それらはいつの間にか日本の窓の定番になっていました。
そして今回、大きく変化しようとしているのが、
窓枠・ガラス枠の脱アルミ。
すなわちアルミ製から樹脂製への変化です。
アルミは熱伝導率が高く、ガラスの性能を高めても
アルミ枠のサッシでは、熱の出入りが多く結露の発生も
多いのです。
外側アルミ・内側樹脂製の窓は、ある程度普及してきましたが、
これからは内外樹脂製の窓なっていくことと思います。
樹脂サッシ、或は気密の高い木製サッシ、
何年か後には、これらが日本の窓の定番に、
それが時代の流れでもあります。