3110月

家づくりのコスト

こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。


家づくりのコストと言えば、

1.住宅の本体価格(業者によって、本体価格に含まれる項目は違うが)
2.付帯工事価格(外構工事・冷暖房設備など)
3.その他諸費用(登記・住宅ローン・上棟式・引っ越し費用など)

などとなり、1と2を合わせた住宅費用について、
一口に高い家とか安い家とかと、言ってしまいます。

しかし、これらの直接のコスト(イニシャルコスト)だけで、
高いか安いかを判断しては大間違いです。


安い費用で建てても、
すぐに飽きて建て替えたくなったり、
故障や補修が多くて修繕費・維持費が掛かる家だったり、

では、「安物買いの・・・・・」ですね。

そして今回、一番言いたいことは、
「ランニングコストも大きな家づくりのコストとして考えるべき」
ということです。


自動車はハイブリットカーやエコカーが
すごい人気で売れているようですが、住宅は如何でしょうか?

3年前の大震災以来、
エネルギー消費に深い関心が寄せられるようになり、
それはとても良いことであると思っています。

しかし、私はそれよりずっと以前から、「ピークオイル」を話題に挙げ、
化石燃料をはじめとしたエネルギー価格は将来上昇の一途なので、
化石エネルギーに依存しない家づくりを進めてきました。


断熱・気密性能を高めて、光や風などの自然エネルギーを活用し、
その上、太陽光発電を載せる住まいとすることで、
エネルギー消費ゼロが可能となる家づくりです。

それで、年間20~30万円の光熱費の削減となりますが、
それは、今現在の金額的なお話です。


近い将来、エネルギー価格はますます上昇しますので、
この部分、家づくりの優先順位を高めることが賢い家づくりですね。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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