こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
ゴールデンウィークも間近となり、周囲の山々も新緑に染まり始め、
気持ちの良い爽やかな天気が続いています。
弊社のモデルハウス兼、住まいと事務所の完成から1年が経過し、
「無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの住まい」のモニターとしても、
様々な気付き点が見えた一年でした。
「凄いな!」或いは「思った通りだった!」といった良い点は、
このブログにて、これまでお伝えしてきましたので、今回は
反省点や失敗点に付いてお伝えします。
まず一つ目は、給湯器(エコキュート)の設置位置です。
エコキュートは貯湯タンクがあるため、ガスや灯油の給湯器より大きく、
場所を取るため、できる限り邪魔にならずに有効なスペースに設置しました。
その設置場所は浴室(2階の浴室)から、給湯のハイブリッドホースで
10m以上となった為に、お風呂シャワーのお湯が温まるまで時間が掛かって
しまいます。
キッチンでもお湯は使いますので、浴室とキッチンの最短距離の位置に
給湯器は設置するべきと、これが一つ目の反省点です。
そして二つ目は、吹き抜けをつくらなかった事です。
2階に居住スペースを配置したため、吹き抜けをつくる余裕がなかった
訳ですが、吹き抜けがないので、上下階の空気の流れが殆どありません。
2階とロフト階は吹き抜けがあるので、温度差や湿度差が生まれませんが、
1階と2階は空気が独立し、1台の冷暖房機で冷暖房にはなりませんでした。
2階とロフト階は、こうして吹抜けになっていますが、1・2階はありません。
断熱性が高いので、リビングのこうした吹抜けがあれば、1台の冷暖房機で
夏冬快適に暮らすことが出来ます。