古民家の縁側掃き出し窓をサッシにと、8畳間の床下地張り替えリフォーム。
本間の畳敷き8畳間は、人が歩くと家が揺れるほどの状態で、床を剥がすと真ん中に太い大引きが一本のみ、その上、束は外れていて、プロレスのリングのような床でした。
大引きと根太をそっくり取り換え、敷いてあった畳は古くてボロボロなので、中古の畳と交換です。
新しく入れた中古畳は、関東間サイズで小さく、畳と敷居の間にできた隙間には、床板を張って調整。
縁側の廊下は、掃き出しの古い木製ガラス戸と、木製雨戸が付いていましたが、雨戸は使えない状態でした。
そこは、新規に雨戸付きの9尺間掃き出しサッシを、2ヶ所入れ。
2間の長さで1寸5分の高さの違いがあるほど、一部で家が沈んでいましたが、古い民家ではこんなことも珍しくはないことです。
サッシが入って、外周りは杉の羽目板を張り、見違える姿にお客様は大喜びでした。