桐生市梅田町にて代々に亘り製材所を営んでいる藤生木材さんで、
木材の製材(修正挽き)を依頼です。
15mm程大きめに製材し、2年以上の間、天然乾燥しておいた杉桧の構造材、
いよいよ使う時が来て、製材機で再度挽き直します。
丸太から製材し乾燥を施していくと、ひび割れや曲りがでてきます。
生の木材を乾燥せずに使ってしまうと、そのひび割れ、曲り、収縮など
が建て物に影響してしまうので、その木材の「くせ」を乾燥段階にて
出して、この修正挽きにて修正します。
地場の木材を製材する製材所は、ここ20年ほどで殆ど姿を消してしまった
状況ですが、藤生木材さんは今でも頑張って地場材を製材しています。