103月

自然が好き！

　　冬から春へ！

　こんばんは！伊勢崎の現場で床板をトラックから建物内に運ぶだけで汗だくだくになってしまう聖士です。

倉渕の朝と夜はまだ上着がないと寒いですが、日中はとても暖かくなってきました。ゲレンデの雪がだいぶ解けてきてしまって少し寂しく思っています。

先週開催された倉渕の花火大会はキレイでした！

↑倉渕の花火大会！

　自然が好き！

「山か海ならどっちが好き？」

という質問をされた、もしくはした経験ってほぼ全員の方がありますよね？

私は「山」と答えます。ずっと山に触れて生きてきたし、海が好きではないからです。

「泳げないから海は好きじゃないんでしょ？」

と思った皆さん、、違いますよ(笑)。ちゃんと泳げますからね！平泳ぎは足首が伸びてあおり足になってしまいますが。

海が好きではない理由は冷たい水の中が苦手だからです。水の中では体が冷えるし、水から上がっても体が冷たくなるのが苦手なんです。プールも川も水が冷たいと入りたくないです。小・中学校のプールの授業の最後のほうに設けられている自由時間は皆は楽しそうに遊んでましたが、私はタオルにくるまって外で皆を見守っていました(笑)。

しかし海や川、湖を眺めることは好きです。海無し県に住んでいるので海を見るとテンションが上がります。

　「山のほうが好き」というのはこれまでの歩みを振り返ってみると当たり前だと感じます。山という存在は私のそばにいつもありました。高校生までは東町沢入という山の中で暮らし、大学生の時は長野県というどこを見回しても山がある場所に住み、そして現在は倉渕という山の中で暮らしています。冬は山でスノーボードをします。最近はしていませんが登山も好きです。『山＝友達』のような感じです。

　先週の日曜日は雪山という大親友に呼ばれた気がしたので丸沼高原スキー場にスノーボードをしに行って来ました。今シーズンはまだ三回しか行けてなくて大親友に悪いことをしてしまっています。今シーズンはもう行く予定がないので会いに行くのはまた来年になりそうです。

　スノボで雪山へ行くと心が落ち着きます。広い山の中を爽快にくだり、リフトやゴンドラに乗っているときは木と木の間を抜けてゆっくりと上がって、一緒に乗っている友達と楽しく気持ちのいい時間が流れます。どんな滑り方をしているのかはもちろん話題に上がりますが、それ以外にも普段ゆっくり話せないことまで話せます。リフトのあの速さも気持ちが落ち着く一つの要因ですよね！

↑丸沼高原スキー場　標高2000mからの景色

　小さい頃から人の少ない自然の中で育ってきましたが、後悔していることがあります。

それは大自然の中にいながらも十分に山と川を堪能してこなかったことです。

「こんなとこに住んでたんだ！いいな～！川遊びとかし放題じゃん！」

と大学生の頃言われたことがありますが、大自然な中で育った特権を十分に活用しなかったんです。山に行って木登りしてみたり、その辺に落ちている材料でそりを手作りして斜面で滑ったり、川に行って魚を手づかみで捕まえてみたりもっと野生児のような遊びをすれば良かったなと今になって思います。都会に住んでいる人たちには経験できないようなことをたくさんするべきでした。

なぜ自然の中で遊ぶことが少なかったかというと、家の中でゲームをしていた方が圧倒的に楽しかったからです。どこに住んでいてもできることばかりやっていては面白みがないですよね。おそらく私はこの先もずっと木々に囲まれた自然の中で暮らしていくつもりなので、将来は子供たちとその場所でしかできない自然の中での遊びを一緒にして、素晴らしさを感じたいです。

　家は自然素材を使って！

　私の自宅は大間々町にあり、約七年前に父が建てました。壁は珪藻土塗り、床板は桧と杉の無垢の板です。つまり自然素材をふんだんに使った家となっています。もう慣れてしまって感じなくなってしまいましたが、室内は木の香りが漂っています。ビニールクロスの家に入ると化学的な匂いで気持ちが落ち着きません。

　木と自然素材をふんだんに使った家に住み始めたことで風邪をひきににくくなったり、快適な環境なので朝起きるのが辛くなくなったりといいことばかりです。大間々の家に住む前の家は、冬は寒く乾燥していたのでいつも喉の奥がイガイガしていました。今ではほぼないです。

　大昔の話にはなってしまいますが、元々人間は自然素材に囲まれた住居で生活をしていましたよね(竪穴住居など)。ですので今でも自然のものを使った方が体に適していると思います。科学的な製品のメリットはもちろんありますが、自然素材に囲まれた住宅がどれほどいいものなのか身をもって体感しているので、家づくりを仕事にしている以上はこの良さを伝えていくことが今後の使命であると感じました。