こんばんは。急に寒くなったので急いで仕事の時に着る秋冬服を買いに行ってきた聖士です。ワンシーズン着続けると少し傷みが出てきてしまいますし飽きてしまうので、夏や冬のシーズンが終わるとリサイクルボックスへ入れちゃいます。そんなことを忘れていて先日厚いものを着ようとしたら「ない!」。早めの準備が大切だと感じました。
寒いと言ったらやままつり!
今年も高崎市倉渕町で開催されたやままつりというイベントにスタッフとして参加してきました。修行でお世話になっていた中澤さんが実行委員として企画しているイベントで今回で3回目となりました。何といってもこのイベントの見どころは日が沈むと急に冷え込む寒さ!
ではなく、人と人のあたたかさ!!人混みから切り離された大自然の倉渕という地で行われる人と人、人と自然のあたたかさを存分に感じることができるんです。食べ物を販売しているお店のスタッフさんたちのあたたかい笑顔と気持ちのこもったごはん。皆に幸せを届けようと美しいキャンドルを準備しているキャンドル屋さん。子供たちを笑顔にする天才のアーティスト。そして地元を盛り上げようと一生懸命企画をしてたくさんの準備をしてきた実行委員の皆さん。



このような熱い想いを持った方たちが集まるイベントなので、行くと心が穏やかになるし、帰ってきても心も体も疲れていないんです。このような素敵なイベントに参加できていること(しかもスタッフとして)、とても誇りに思います。皆さんお疲れさまでした!

今回紹介する本は、造園家の萩野寿也さんが設計された住宅のお庭をまとめたものです。写真・イラストなどが多く載っており、文字だけではなく視覚からの情報を取り入れることができるので頭に入ってきやすく、外構計画をするときなどに大いに役に立つものだと思います。

印象に残ったフレーズはたくさんあるのですが、その中でも「自然の風景に勝る人工はない」という荻野さんの考えが特に忘れられません。荻野さんの根っこにはこの考えがあるというのですが、この考えが印象に残る出来事があったようです。
ある日造園工事をしていた時、小学生に「この家かっこいいね」と言われ
「なんでかっこいいん?」と聞くと
「木がいっぱいあるから」と答えたそうです。
特別珍しい会話ではないと思いますが、木という自然物が庭にあると一帯の雰囲気が良く見えるということを明確にした出来事だったのでしょう。素直な考え方を持っている小学生が言ったからこそ本物にしたのかなとも思いました。僕も小学生だったらこの本に載っているような家を実際に見れば「この家、木がいっぱいあってかっこいいね」と言うと思います。
「自然の風景に勝る人工はない」というフレーズを見た時「自分もそう思ったことある!」と思いました。僕は空や山、川、木などが好きで、自然を感じるために山や川によく行きます。僕が生まれ育った場所は、山に囲まれ、近くに川が流れていて野生動物もよく見かけるような自然豊かなところです。
幼いころから自然を感じてきましたが、飽きることなく今も自然が大好きです。なぜ自然が好きを考えてみた時、自然なものって唯一無二だからだと最近気が付きました。山を例で言うと、場所によって生えている木も違えば形だって違います。緑が多い山、岩だらけの山だってあります。木1本、岩1個、全く同じものはありません。

↑那須の山。自然が作り出した岩の造形。
人工物は同じものが造れますが、自然物は同じものはなく、世界にたった一つ『唯一無二』です。そんな自然物を、暮らしている家に取り入れることが出来たらなんて幸せなんだろと思いました。家づくりも外構も言ってしまえば人工物ですが、荻野さんは人工の中でもいかに自然なようにできるかを考慮しながらやっているともこの本の中で仰っておりました。
僕はまだまだ家を造ることにいっぱいいっぱいですが、歩いている小学生に「この家かっこいいね」と言ってもらえるようにこれからたくさん学んでいこうと思います!
ブログを読んでくださりありがとうございます。
10月も後半に入り寒い日がありますが、高性能なモデルハウス兼自宅は暖かく、寒くて布団から出られないなんて言うこともありません。見学はいつでもできますのでご連絡お待ちしております。
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松島匠建㈱ 松島聖士