0111月

木質ペレットは地産地消エネルギー

こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。

東京のど真ん中(東京駅八重洲のビル横駐車場)にて、燃焼デモする
新潟さいかい産業のペレットストーブ。

DSCN3545.jpg

「一つの地域で1,000トンの木質ペレット(ペレットストーブ1,000台分)を
生産・販売すると、5,000万円分の石油代がその地域から流出せず、
雇用も増え、地域が豊かになります。」
と、熱く語るさいかい産業の古川社長です。

日本のエネルギー自給率はわずか4%です。
energy.jpg

特に冬の暖房には、多くのエネルギーを消費します。
石油ストーブはもとより、危険性の高い原発が停止している今、
電気も石炭石油の火力発電に頼り、暖房消費に使ったお金は、
殆ど中東をはじめとする海外に流れていきます。

しかし「木質ペレット」は地域の森林資源を活用して生まれた、
地産地消のエネルギーです。
ペレットストーブが普及すれば、
地域に雇用が生まれ、地域内でお金が回るわけです。

例えば、人口1万人、3,000世帯の町があったとして、
家庭で1年間に使う灯油が1,000リットル(1キロリットル)だと、
その町全体で灯油は3,000キロリットルになります。
灯油1リットルの価格80円だと、2億4千万円となり、そのお金が
毎年この町から流れ出していることになります。

石油ストーブとペレットストーブの燃料代の比較は、
原油価格の動向によってどちらが安上がりになるかは分かりませんが、
もし同じ位であるならば、ペレットが良いと思いませんか。

ちなみに今度、わたらせ森林組合でペレットの生産を始め、
ペレット1キロ38円にて販売の予定でいます。
ストーブのペレット消費量は、8時間運転で10キロ前後という
話しです。

私のところでは、これまで薪ストーブは活用していますが、
ペレットストーブはこれからです。

ペレットストーブについては↓をご覧ください。
株式会社さいかい産業|ペレットストーブの製造販売
http://www.saikai-sangyo.com/

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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