こんばんは!今週は最高気温がマイナスの日もあり、仕事中いつも以上にヒーターの前から動けなかった聖士です。寒すぎて体は凍えていましたが、スキー場にはたくさんの雪が降ってくれたのでスノーボードをしに行きたい欲が爆発しそうで心は熱を帯びています。
欲が爆発しそうってことはまだ今シーズンは行ってないの?と思われるかもしれませんが、既に行っており、先週の日曜日は今シーズン2回目でした。倉渕に来てから毎回髪を切ってもらっている高崎にある『fam』さんという美容室の原田さんと、中澤建設の協力業者さんの電気屋さんのおすすめで、先週はパルコール嬬恋へ初めて行ってみました。
日曜日のスキー場はめちゃくちゃ混んでいて車を停めるにも苦労することが多いのですが、パルコール嬬恋は全然混んでいませんでした。前夜に雪が降り、新雪が積もっていて滑りやすく、そして混んでいないこのコンディション。まさに、さいこ~~~!!
ただ一向に上手くなりません(笑)。でもこれは趣味なので楽しければいいと考えるようにしています。
上手くいかないことがあっても、それを前向きに考えることができるのは僕の長所の一つです。
僕は小学生の頃から、自宅の庭のすぐ目の前にある木材の加工場で父の手伝いをするのが好きでした。中でも材料を自動で削る機械を使う作業で、父の補助をよくしていました。この作業は毎日するわけではないし、毎日手伝ってもいなかったので、たまにできるのが楽しかったんです。
仕事を始めるまでは、何も考えずに出てきたもの受け取って台に置いていくという作業でしたが、仕事を始めてからは自分で必要なサイズを測って機械で削っていくので、考えながらやる作業に変化します。
今修行に来ている中澤建設にも、昔から実家の作業場で触れていた機械と同じようなものがあります。まだ完全に使いこなせていませんが、必要な材料を作るときによく使います。
先日、前橋市の新築現場で使う玄関框の製作を行いました。
使う材料は中澤建設の作業場にある米松の1枚の板です。米松はあまり加工したことがなく、框を製作するのも初めてでした。その日は康之さんは勉強会で作業場にはおらず、大工さんの原田さんも用事があり休みでしたので一人での加工作業だったんです。
作り方は事前に教わったので、途中も完成もイメージは付いています。しかし実際にやってみるとイメージと異なることがたくさん出てくるので、焦らず怪我には気を付けて加工を始めました。
康之さんからこの材料を使ってと言われていた米松の板を、まずは必要寸法より少し大きめににカットします。
その後、削る機械で必要寸法まで削っていくのですが、注意するべき大切なポイントがあります。それは、框は取り付けると目に見える材料になるのできれいな面を残す必要があるということです。
削っていく中で割れや節が出てこないように気を付けていましたが、数回削った後、機械から出てきた材料からはヤニ袋が出てきてしまいました。
途中まで加工していたのにこうなってしまったので残念に思ってしまいましたが、すぐに気持ちを切り替えることができるのが僕です。
米松はこんな感じなんだ。新しい発見ができた!また作り直しだけど気を付けるべきポイントを知れたぞ。
とポジティブに考えるんです。この失敗を繰り返さないように、1枚目より慎重に何回も板の状態を確認しながら作業を行い、少し怪しいところもありましたが2枚目で初めて玄関框の加工ができました。
何回もやっていれば材料や機械の特性も知れるので、時間をかけずスムーズにできると思います。しかし初心者の僕にとってはたった一つのものですが、完成した時に達成感を感じることができたんです。
もう一つポジティブ思考になった出来事があります。
康之さんは、倉渕町で数年前にで断熱リフォームした物件の発表会のため水曜日に名古屋へ行っていました。電車で行っており、帰りが夜遅くになってしまうため、僕が夜の11時に安中榛名駅に車で迎えに行きました。
以前、康之さんと電車で東京へ勉強会に行ったとき、降りる駅までずっと寝ている康之さんを起こしたことがあり、その時「さとちゃんがいなければ長野まで行くところだった」と言われたことがあったんです。
時間が遅いので今回も寝てしまいそうだなと思ったので、LINEで寝過ごさないでくださいねとメッセージを送ったんです。しかし芸人魂に溢れた方ですので、この僕のメッセージが振りだと思った康之さんは見事にやってくれました。
新幹線が到着してから10分経っても康之さんの姿がどこにもありません。その電車は終電だったので何分かしたら駅の照明も消えてしまいました。
連絡が付かなかったので、寝過ごして長野まで行っていることは確実でした。康之さんのことは諦めて車で帰っている途中に愛弓さんから「佐久平まで行っちゃったみたい」と連絡がありました。
どんな振りにも応えてくれる魂、尊敬しています(笑)。
佐久まで行ってしまったので次の日の始発で帰ってくると連絡があったので、次の日の朝早くにまた僕が安中榛名駅へ向かいました。
またかよ~。行くのは一回で済ませてくれよ~と思うのが普通ですが、僕は何回も言うようにポジティブ人間です。
前夜に道が凍ってないかどうかの道路状況を確認できたので安全に康之さんを乗せて帰ってくることができると思いましたし、久しぶりにキレイな朝日も見ることができたんです。乗り過ごしていなければ、その日に朝日を見ることもなく、早起きすることもありませんでした。こんな素敵な1日の始まりの機会を与えてくれた康之さんに感謝です!
失敗は誰にでもあります。しかし失敗だと思わず前向きに捉えることも大切なことです。そうすれば気持ちも明るくなれるし、いいことがたくさん起こるはずです。落ち込んで近い地面を見ているより、切り替えて広くて大きい空を見ている方が絶対楽しいですから!!
ブログを読んでいただきありがとうございます。
松島聖士